お弁当の「地味なおかず」がかわいく見える詰め方講座【6】コロッケ&ひじきの煮物

お弁当の白いご飯のもの寂しい感じを軽減するためにゴマをふること、ありますよね。あの「ゴマふりテク」、じつはおかずにも応用できるんです!

第6回は「コロッケ」と「ひじきの煮物」。ごまがアクセントになる驚き!

食卓のおかずであまりごまを使わない方にもおすすめ。ご飯にもおかずにも、アクセントになって活躍しますよ。

詰め方のポイントはこちら!

1.コロッケは縦長に置き、半分にカットします。高さが出ない分、寝かせずにそのまま立てて入れても大丈夫になります。

2.衣側を見せるのが2つ、断面側を見せるのが2つで、それぞれを並べます。普通のコロッケですが、断面を見せるだけでも変化が生まれます。

3.ゆで卵は横に半分に切ってからコロッケに添え、その後ろの隙間に枝豆を挿していきます。ちょこっと頭が見えるくらいを意識して調節して。

4.サラダ菜は、カップのようにしてコロッケとお弁当箱の間に入れます。丸みを帯びた形とグリーンの色合いがおかずを入れるカップにぴったり。

5.ひじきの煮ものを入れます。常備菜の定番でも見た目は華やかとはいえないひじきですが、サラダ菜にくるまれると暗い印象が和らぎます。

6.コロッケにソースをかけ、白ごまを振りかけて出来上がり。ごまの立体感で、なんとなく入れただけに見えたコロッケが見違えます。

白ごまはそれ自体が明るいので、暗いトーンのお弁当おかずを華やかにしてくれますね。

教えてくれたのは…

鮓本美保子さん
Martで活躍中のフードコーディネーター。2人のお子さんのママでもあり、お弁当づくりも慣れたもの。「お弁当にも流行があるので、難しく考えずに取り入れてみて。ランチタイムが楽しくなるように変身させました!」

撮影/小林愛香 取材/澁谷真里

「簡単&おしゃれ!Mart ココポットでお弁当BOOK」より

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