出産体験記!東京マザーズクリニック「1ミリも痛くない無痛分娩に感動」

ひとつとして同じエピソードのない“出産”。どんなふうに産みたいかも、人それぞれ。チームVERYの出産体験記をweb限定で公開しています。
今回は、東京マザーズクリニックで無痛分娩により息子さんを出産したVERYライターの塚本桃子さんの“1ミリも痛くなかったお産”のお話です。

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39歳で妊娠。和痛?いや、やっぱり無痛がいい!

 

出産予定日は40歳になる直前。高齢出産だったので体調も心配しましたが、幸いつわりもまったくない妊娠生活でした。東京マザーズクリニックに決める前まで、実は別の病院に通っていて、内金まで払っていたんです。でもそこは、無痛ではなく「和痛」しか取り扱っていなくて。
なんとなく迷っていた時、和痛も無痛も経験したことのあるモデルさんから「同じお金をかけるなら無痛のほうがいい!まったく痛くなかったし快適だった」とおすすめされました。

 

実際クリニックに行ってみると、病院然としていないんです。
きれいで光あふれる明るい建物に、コンシェルジュがいて、まるで高級人間ドックかホテルみたい。雰囲気もすごく穏やかでした。
ここでは計画出産の完全無痛を取り扱っていて、麻酔を入れるタイミングも選べるということで、ギリギリで変更。晴れてこちらに決定しました。
高齢出産だからというより、歯科の麻酔や採血も本当に苦手なくらい単純に痛いのが何より嫌いなので、最初から最後まで痛みを取り除いてもらえるようにお願いしました。

 

「出産の痛みがあるからかわいく思えるなんて迷信です」

 

クリニックでは、出産前にここで産んだ方を呼んで講習会が行われました。出産前日からの流れや、本当に痛くなかったのかなど質問できたり、初産なのでいろいろ不安なことを聞くことができました。
その方は、「腕に点滴の針を入れるのが一番痛かった」とおっしゃっていて、痛みに怯えていた私はひと安心。
「痛みを乗り越えてこそ赤ちゃんがかわいく思えるというのは迷信。無痛で産んでもちゃんとかわいいです!」という言葉も、印象的でした。

 

予定日1ヶ月前までお仕事! ZARAニットパンツが大活躍でした

 

つわりもなかったので、仕事は4週前くらいまでしていました。2月中旬に出産予定のところ、1月半ばまで原稿を書いていたくらい順調に経過。冬の妊婦はとにかくあったかくて、外ロケも例年より快適だったほど。

ただ、最後のほうは着るものが本当になくて。夏だったらAラインのワンピースで過ごせるけど、マタニティデニムもきつくなり困りました。
最終的にたどり着いたのは、ZARAのお相撲さんが着られそうなくらいゆるゆるのニットパンツ! 当時ニットパンツが流行っていて、スウェットよりはオシャレに見えるし、これなら苦しくない!と4枚購入して、毎日穿いていました。
産後もすぐはお腹が元に戻らないので、しばらく重宝しましたね。

9ヶ月の頃。カメラマンさんと。
9ヶ月の頃、スタッフの私服企画がありました。この時もZARAのニットパンツで。

出産日決定!そしていよいよ入院

 

正産期に入った健診で「もう今日でもいいくらい、育っていますね」と。もろもろの予定をみて最初は13日にと思ったのですが、次の日はバレンタイン。
なんとなく、バレンタインボーイってかわいいな、と思ってその日に決定しました。

 

入院してすぐ子宮口を広げるためのラミナリアを入れ、背中に麻酔の針もセットされました。脊髄に針を入れるのは怖かったけど、ちょっとチクっとするくらいですぐ終了。ラミナリアも、生理2日目の重たい感じくらいで、お願いすれば痛み止めももらえたので、全然つらさは感じませんでした。

 

そしていよいよ、2月14日の朝6時から陣痛促進剤と麻酔を同時にスタート。
少し薄暗い待機専用のお部屋で、ひたすら子宮口が開くのを待ちました。陣痛は来ているのですが、痛くないから、テレビを見たり、夫と雑談したりしながら過ごしていました。家族に「今破水したからもうちょっとみたい」とLINEしたり。

 

麻酔をしているとご飯が食べられないので、とにかくお腹が空いて。「夕ご飯は絶対食べたい!」と思って、夕ご飯までに産むことを目標にしていました(笑)。

 

出産の前日に産院入り。右手に点滴、背中に麻酔針をセットしました。
翌朝の計画無痛分娩に備え、点滴針と麻酔針をつけたまま、就寝。

いざ分娩台へ!が、寝落ちしかける!?

 

一緒の時間にスタートした産婦さん達が、続々と出産のため待機室を出る気配のあるなか、私は初産ということもあり子宮口が開くのが遅かったようで、やっと分娩室に行けたのは17時くらい。麻酔を打ってから11時間後でした。最後のほうはちょっと吐き気がしていたので、吐き気どめを打ってもらいました。

 

分娩台に上がっても肝心の痛みは、無痛どころか無感覚。赤ちゃんが産道を通る感覚はわかるという人もいるけど、私はわからなかったです。でも足などは動かせるから不思議。「いきんで!」とお医者さんに言われても、力の入れ方がわからず見よう見まね。この間も夫と雑談していました。

 

でもそのうち、三徹したくらいの眠気が襲ってきて、分娩台で足を開きながらなんと寝落ちしそうに…。思わず「すみません、もう寝落ちしそうなんですけど寝たらダメですか?」と言って、助産師さんに「今もう頭が出かかっているから、もうちょっと頑張って!」と励まされました(笑)。

 

なんとか持ちこたえ、最後にドゥルンと何かが出た感覚だけがあって、無事に息子が誕生! 臍の緒は、バースプランに書いた通り、夫が切りました。
すぐ抱っこしたのですが、うちの子は胎脂がたっぷりついていて。天然の保湿クリームとネットに書いてあったので、ちょっと自分の目元に塗ってみたりしました(笑)。

生まれた直後、カンガルーケアを。助産師さんが赤ちゃんのお尻をポンポンして泣かせてくれたあと、体重を測って、体を拭いて胸に乗せてくれました。
退院予定前日に黄疸が。私も一緒に入院期間を延長しました。

お金を払ってランチに来たいくらいの美味しいご飯!

 

結果、出産は本当に痛くなかったですね。産後もすぐストレッチャーに自分で移動できたし、さあご飯食べるぞー!って元気でした(笑)。さっそく個室で母子同室が始まり、1時間くらい毎におっぱいやオムツやらでほぼ不眠不休の生活に突入。でも普段から原稿書きなどで徹夜することがあったので、そこまで辛くは感じなかったですね。

 

ここはアメニティもイソップ、個室に備え付けてあるシャワールームもホテルのようにきれいで、とにかく快適に過ごせました。
産後翌日、助産師さんがおっぱいをマッサージしてくれたのですが、とたんに岩のようにムクムクしてきて母乳が出たのには感動しました。

 

そんななか一番楽しみだったのは、食事! 栄養バランスはもちろんのこと、お金を払って食べに来たいと思うくらい、どれも美味しくてお腹いっぱいに。食事の写真ばかり撮って、母に呆れられたほど(笑)。

 

同じ時期に入院しているママたちと朝食を取ることをおすすめされるのですが(強制ではありません!)、ゆっくりしたかったので最初はちょっぴり戸惑いました。でも行ったら行ったで楽しくて。2人目の方が多かったので、いろいろ聞けてためになりましたね。

ある日の夕食です。レストランのようでした。
出産翌日の朝食は疲れていたこともあり、自室でいただきました。
ある日の夕食です。献立のレシピも一緒についてきます!
毎日、献立表が届きます。

息子の黄疸で退院を少し延ばしました

 

退院予定日前日、息子に黄疸が出てしまい、退院が延期に。先に私だけ退院もできたのですが、そこは心配だったので一緒に過ごすことに。
光治療をするため、日焼けマシーンのようなものに手足を固定して息子を入れなければならず、横にいて泣いていても放置しなければいけなかったのが地味にキツかったです。
結局2日延びましたが、無事に退院しました。

 

退院予定前日に黄疸が。私も一緒に入院期間を延長しました。
黄疸を治療するため、日焼けマシーンのようなベビーベッドに寝かせました。

夫が育休を取ってくれたおかげで産後も快調。半年で仕事復帰!

 

産後の落ち込みなどもなく元気に過ごせたのは、夫が育休を1ヶ月以上取ってくれたことも大きかったかもしれません。あとはやっぱり普段から寝不足に慣れていたのもあったのかな?
夫がご飯を作ってくれるので何もしなくていいし、眠い時は3時間くらい夫に預けてゆっくり眠れました。

おっぱいはよく出てよく飲むので順調でしたが、それはそれで大変なことも。生後3ヶ月くらいに乳腺炎になり、冷や汗は出るし立ちくらみもしてくるしで、週1で母乳マッサージに通っていました。カチカチになって絞っても出なくなるのですが、マッサージに行くと、マッサージ師さんの顔にかかっちゃうくらい(汗)、噴水みたいに出るんです。結局ミルクに頼ることはなかったけど、母乳マッサージにはかなり通いましたね。

 

その後半年で仕事復帰したのですが、3時間毎に搾乳しないとやはり辛くて、トイレにペットボトルを持参して絞ったり、長丁場の物撮影の時はモニターをチェックしながら、授乳ケープの下で電動搾乳機で「ウイーンウイーン」と絞ったりして…今でもそれを思い出すと、カメラマンさんにちょっと申し訳ないやら、懐かしい気持ちになります(笑)。

1ヶ月検診にて。
生後1ヶ月の頃。ベビー布団は表参道のフィセルで一式買いました。おすすめです。

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*2015年当時のお話です。
取材・文/有馬美穂