限られたスペースを有効活用!takaさんのリアル玄関収納

限られた玄関スペースですっきりさせる方法を、整理収納アドバイザーのtakaさんに聞く第二弾。フックやボックスを有効活用し、収納力をアップさせる方法を教えてもらいました。

この玄関に詰まった8つの工夫

すっきりして見えるこの玄関には、収納の工夫が8つも詰まっていました!

【1】コート類の収納は壁を活用

 

「玄関扉の横にフックをつけているので、帰ったらすぐここに。夏は水筒カバー、冬はコートと、部屋に持ち込みたくないものをここにかけておけるので、便利です」

フックはしまえます。壁に付けられる家具・3連ハンガー・オーク材 W44×D2.5×H10㎝ ¥2,719(無印良品 銀座)

ハンガーを引っ掛けられる溝もあります。

 

【2】帰ってすぐ使うものは玄関に出す

「ウィズコロナの生活が始まり、つくったコーナー。帰ってすぐにみんなが使うものなので、あえて出しっぱなしにしておくのが使いやすくするコツ」
蓋付きなのが便利。ポリプロピレンごみ箱・角型・ミニ(約0.9L)約W7×D13.5×H14㎝ ¥355(無印良品 銀座)

【3】フックで鍵と掃除用具を壁に収納

 

「玄関にちょい置きスペースがないので、靴箱の扉裏につくりました。カギや保護者証は、ここなら出しやすく、行方不明になるのを防げます。掃除道具も収納」

使いやすいところにどこでも貼れて便利。粘着テープフック スクエアS 3P W3.5×W2.5×D1.4㎝ ¥100(Seria)

【4】タオルバーを奥の壁につけて収納力アップ

 

「靴箱の中に収納を増やすのにおすすめなのが、タオルかけ。我が家は奥の壁に貼ってちり取りを収納。S 字フックを使えば折り畳み傘をかけてしまったりもできて便利です」

粘着式のものは、たいていの壁につけられるので、使い勝手がいいのがうれしい。粘着タオル掛け 40㎝ ¥100(DAISO)

【5】子どもの遊具はファイルボックスに立てる

 

「ローラーのついたボードは、そのまま置くと動いて危ないので、ファイルボックスに立てて収納。バドミントンのラケットなど、倒れやすいものも同じようにしまっています」

ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・ワイド・A4用ホワイトグレー 約W15×D32×H24㎝ ¥628(無印良品 銀座)

【6】帽子やレインコートも玄関に

「ドアを開けたら雨が降っていた、というときもすぐ出せるよう、レインコートも玄関扉の近くに収納」

「夏は帽子やアームカバー、冬は手袋やニットキャップを、季節で入れ替えて出しやすいこちらに」

【7】マスクは種類別にボックスに収納

 

「外出するときに取り出しやすいよう、マスクは玄関近くに収納」

「布製のものと不織布のものはボックスを分けて、簡単に使い分けができるようにしています」

持ち手の穴が引き出しやすく、中身も見やすい。ヴァリエラ ブラック W24×D17×H10㎝ ¥272(イケア・ジャパン)

【8】よく履く靴やボールはすぐ出せるところに

「毎日履く靴は、扉の中にしまわず、取り出しやすい靴箱下のオープンスペースにラックで収納。子どもが外で使うボールも部屋に入れず、こちらに収納」

教えてくれたのは…
整理収納アドバイザー
takaさん

『つづく、暮らし』代表。子どもの成 長やライフスタイルの変化に合わせた、無理なく続けられる片づけを提案。収納の工夫をつづったブログ「つづく、暮らし」やオンラインお片づけ相談が人気。メディアでも活躍中。

 

※掲載商品は取材時点のものであり、現在お取り扱いしていない場合があります。

撮影/楠 聖子 取材・文/加藤文惠 構成/富田夏子

Mart2020年12月号
3賢人に学ぶ「新しい生活でもすっきりする玄関」のつくり方 より