マッチングアプリ「最新オンラインデート事情」8選|CLASSY.

コロナ禍で出会いの機会が減った中、マッチングアプリをオープンに使うようになった人が増えたのだそう。そして、デートもゆっくりと愛を育むようなプロセスではなく、期待(この先どう展開するかわからないけど、とりあえず進んでみる)、感情(自分自身に正直である)、経験(アクティビティ重視)において多様化してきています。そこで今回は、ソーシャル系マッチングアプリTinderにうかがった、「オンラインデートのヒント」8つをご紹介。出会いを求めている方は、今すぐチェックして!

1.より正直に、ありのままの自分を出す

新型コロナウイルスの流行は、多
恥ずかしがらずに、自分をさらけ出そう!
写真:CLASSY.2021年6月号

新型コロナウイルスの流行は、多くの人の物の見方を変化させました。それと同様に、Tinderメンバーも、自分がどういう人間で、何を感じているかをオープンに表現するようになりました。新型コロナウイルスの感染拡大期間中、プロフィールには「不安」や「日常に戻る」といった言葉が頻繁に登場しました(「不安」は31%増、「日常に戻る」は15倍増)。

2.お互いの境界線はより明確に

新型コロナウイルスの感染拡大により、個人のパーソナルスペースについて話題になることが増えました。Tinder メンバーもプロフィールを使って自分の意思をより明確に表しています。例えば「マスク着用」というワードは新型コロナウイルス感染拡大期間中に100倍増え、「ボーダーライン」は過去最高の頻度で登場(19%増)したほか、「同意」も 11%増加しました。将来においても、お互いの同意について話し合うことが自然に行われるようになることが予想さ れます。

3.結婚だけをアプリの目的にしない

Tinderメンバーに実施した最近の調査では、出会いの行き着く先の関係性を特に決めていない人の数が50%近く増加しました。新型コロナウイルスの感染拡大により結婚願望を搔き立てられるといったことはあまりなく、出会いを求める次世代の若者はもっとオープンな関係を求めていることがわかります。

4.バーチャルデートがニューノーマルな生活の一部に

人との接触がリスクとなる中、メ
バーチャルデートは、もはやニューノーマル
写真:CLASSY.2021年6月号

人との接触がリスクとなる中、メンバーは人とのつながりをバーチャルな体験に求めました。必要に迫られて始めたバーチャルデートですが、最近のTinderの調査によると、バーチャルデートをしたことがある人は、バーチャルデートを「自分のペースで相手について知ることができる方法」であると感じ、Z世代のメンバーのうち40%は、デートで気兼ねなく外出できるようになっても、今後もバーチャルデートを続けると回答しています。

5.初デートは会話よりも、アクティビティを重視

バーやレストランでの食事が制限されている状況下では、従来の初デートで行くような場所で会うことが難しくなり、よりカジュアルなアクティビティを最初のデートに選ぶ傾向が垣間見えました。プロフィールに「ローラースケート」と書いた人は3倍に増加し、その他にも「初デートはこんなことがしたい!」と、様々なアクティビティがプロフィールに登場しました。

6.ちょっとしたふれあいが大きな意味を持つ

2020年のふれあい不足の影響はTinderにも現れ、軽いスキンシップを求めるメンバーが増加しました。手をつな いだり、ハグをしたり、髪をなでてもらったり、そういった愛情表現を求める記述がプロフィールにもしばしば登場しました。「ハグする」という言葉の使用は23%増加、「手をつなぐ」は22%増加するなど、メンバーはわずかなふれあいによる愛情表現にも喜びを感じるようになっています。

7.近くに住んでいる人と出会いたい

Tinderの位置情報機能は、近くにいる人を探すことができるため、コロナ禍による引越しブームにも大きな力を発揮しました。2020年にプロフィールに「引越し」と書いた人は28%増加しました。テクノロジーによって、人はどこからでも働けるようになりましたが、近くに住んでいる人と出会うためにはやはりTinderを利用しています。Z世代はむしろ、どこに住んでいても、すぐ近くにいる人とつながりたいと思っているのです。

8.「恋する夏」が到来するかも

2020年10月の時点で、30歳以下のTinderメンバーの40%がマッチ相手に直接会っていません。しかし、Tinderのプロフィールを見ると、それは変化しつつあります。2021年2月、アメリカのメンバーのプロフィールでは「デートする」が過去最高の登場回数を記録しました。2020年には直接会うデートを避ける傾向にありましたが(パー トナーがいない人の54%が「新型コロナによって恋愛関係の進展が大幅に遅れた」と若者を対象とした調査会社 「YPulse」の調査に回答)、「ワクチンを接種(または抗体を獲得)したらすぐにでも出かけたい」と回答した人が増えています。

Tinderとは?

世界最大級のライフスタイルアプリTinder®は、世界中で累計600億件以上のマッチを生み出し、新しい出会いを提供しています。Tinderがもたらす出会いは多種多様で、マッチした相手とは恋愛に発展する場合もあるし、趣味の友達になる場合、あるいは一緒にビジネスを始めるパートナーになることもあります。日常では出会えない誰かと出会うことで、あなたの世界を広げてみてください。

いかがでしたか?初回のデートで失敗しないためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

構成/ガヤ美(CLASSY.ONLINE編集室)