【夏に“効く”100円雑貨】部屋干しの6大ポイントと便利な小物ハンガー2選!

梅雨明けしてもまだまだジメジメとした気候が続いています。洗濯物を部屋干しすると生乾きになってしまったり、独特の臭いが残ってしまうことも多いですよね。  今回は洗濯のプロ、おうちクリーニング研究家として活躍するハナさんに部屋干しのお悩みが解決できる100均のアイテムを教えてもらいました。まずは部屋干しの心構えと小物類を効率よく干すことができるアイテムから紹介していきます!

教えてくれたのは……

洗濯ハナさん

おうちクリーニング研究家。洗濯ライターとしても活動中。洗剤のレビューや洗濯に関する疑問を解決するブログ「洗濯ラボノート(https://bloghana.xyz)」を運営。

覚えておきたい!部屋干しの6大ポイント

【1】洗浄力の強い洗剤を使う
汗をかく夏場だけでも洗浄力の強い粉末洗剤を使うと、部屋干しや汗のニオイ残りを軽減できるそう。「色柄ものにも使える、蛍光剤が入っていない粉末洗剤がおすすめです」

【2】5時間以内に乾かす工夫をする
部屋干し臭の原因は雑菌(モラクセラ菌)の排出物! 「生乾き状態が 5 時間以上続くと雑菌の繁殖が 活発になるので、5 時間以内に乾かすことが鉄則です」

【3】アーチ干しを意識する
長い衣類(ボトムスやロング丈シャツなど)を外側に干し、靴下やハンカチ類を内側に干すことで下部に空間がつくられて風通しがよくなります。空気が流れるようになり、洗濯物の乾きが早くなるのだそう。

【4】厚手の服は裏返して干す
乾きにくい衣類の縫い目やボケット部分を外にすることで早く乾きます。

【5】サーキュレーター 、除湿機も活用して
水分は衣類の下に溜まりやすいので、さーキューレターで下から風を当てます。「衣類の内側にも風が当たるので、陽が当たらなくても乾きます」
また、最近の衣類用乾燥除湿機は衣類を乾かすためにサーキュレーターの機能が備わっていたり、生乾きセンサーがついていてとにかく優秀なのだそう! 日頃から部屋干し派の方はぜひ取り入れてみて。

【6】衣類同士の間隔をあけて干す
衣類の間隔が狭いと風の通りが悪くなり、乾きにくくなります。部屋干しアイテムを効率的に取り入れ間隔を開けて干しましょう。

小物の部屋干しにぴったり! DAISO「収納できるピンチハンガー(21ピンチ)」

DAISO 収納できるピンチハンガー(21ピンチ)

折りたたみ式のピンチハンガー。収納時はスリムな形状ですが、使うときには大きく開いてから洗濯物を干します。
サイズはW39x D39 x H19cm(開いた状態)。¥220

「干す場所や量によって大きさを変えられる便利なハンガーです」

「小物だけでなく、スカートやボトムスを干すときにも便利です。ウエストの部分を開いて干せるので、風通りや良くなり早く乾かすことができます」

ドアの取手も有効活用できる! DAISO「壁ピタハンガー」

DAISO 壁ピタハンガー

一見してただ者ではない形ですが、開くと半円の形に変身! 壁にかけたときに斜めになりにくく、ドアや扉の取手やタンスの引き出しに引っ掛けて使うことができます。こちらも折りたたみ式なので収納時はコンパクトに。

DAISO 壁ピタハンガー

「特徴的な形をしたアイデア商品です。靴下やタオルなどの小物類を干したいときに活躍します」
サイズはW40×D 22×H15cm(開いた状態)。¥110

いかがでしたか?
意外とかさばる小物類の洗濯物ですが、部屋の空いているスペースを活用しながら間隔を開けて干してみてください。次回は乾きにくい衣類用の部屋干しアイテムを紹介します!

【商品のお問い合わせ先】
DAISO
https://www.daiso-sangyo.co.jp/
※店舗によって取扱種類、在庫が異なる場合があります。

撮影/山下忠之  取材・文/丹下紋香