大草直子さんがオススメ!「コスパ高いスカート」は迷わず買い

今月の『スタイリスト・大草直子さんの一押しアイテム』をご紹介します!

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大草直子さんが”今年イチ”オススメ!「マッキントッシュのコート」

FREAK’S STOREのスカート

冬の始まりに、キルティングスカート。ずっとそう思っていたら、理想の1枚に出合いました。フリークスストアのオリジナルで、びっくりするプライス。9,460円って、どんな企業努力があるのでしょうか。本当に知りたい。

そうそう、冬にキルティングスカートの理由ですが、まずはその暖かさ。そもそも「キルト」は、表布と裏布で中綿を挟み縫い合わせる、という意味。そうです、保温性に優れているのです。となると、少し厚手、太って見えたりするのですが、このスカートは適度な厚さ(薄さ?)で、その心配とも無縁。かつ、ひょうたん柄のステッチだから、女性らしい柔らかい印象も手に入ります。

テント型のリッチなシルエットは、サイドゴアのブーツやロングブーツ、スニーカーとも相性抜群。さらにナイロン100%の、少し光沢のある素材感だから、マットなタイツや厚手のソックスともバランスが良い。から、防寒を兼ねたコーディネートも楽しめます。

ウエストくらいの丈のトップスではなく、これまた今季よく見かける「短か丈」のブルゾンや、逆に長めのニットと合わせると、コーディネートのイメージが圧倒的に新しくなります。今年っぽいアイテムだから10年はけるスカートではないけれど、だからこそ、2年たっぷり着てこのプライスなら、「元が取れます」。最後にまた言います。1万円以下、迷う前に買うべき! と力を込めて。

迷う前に買おう! 1万円以下のキルティングスカート

このスカート、『ローマの休日』の時のオードリー・ヘップバーンの着こなしが可能。コンパクトなトップスとAラインに広がるボリュームボトムス。△の完璧な美シルエットが手に入ります。スカート¥9,460(フリークス ストア/フリークス ストア渋谷)

大草直子・スタイリスト、エディター。1972年東京都生まれ。「ヴァンテーヌ」(現在休刊)の編集者を務め、その後フリーランスに。12月は、家族に会いにアメリカ、サンディエゴへ行く予定。私が日本に帰った後に、長女がサンディエゴへ(笑)。自由な家族です。

撮影/佐藤 彩 スタイリスト・取材/大草直子 ※情報は2023年1月号掲載時のものです。

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