その言葉に傷つく必要ないかも!? 男女で違う「本命相手」にする愛情表現3つ
「私への気持ちが冷めたのかも」「私のこと好きじゃないのかも」。
大好きな彼氏の理解できない言動によって、一度は悩んだ経験あるはず! でも、実はその彼の言動、悲しむ必要はないかもしれません。
そこで今回は恋愛デトックスカウンセラーの下村さきさんに、男女で異なる“愛情表現の違い”について教えてもらいました。
(1)女は不安を相談し、男は不安を見せない
「彼女はなんでも相手に話すことが大事だと思っているけど、自分は愚痴とかを彼女に話したくないタイプ。そういうところで男女の違いを感じるかな」(会社員25歳)
女性は心を許した相手に対して、不安や心配事などをよく相談する傾向にあります。相談することはすなわち、「あなたを信頼しています」「あなたが必要です」という気持ちを持っているということです。
一方で男性は、好きな女性に対して「いいところを見せよう」「彼女に頼りにされたい」という気持ちを持つので、自分の悩み事や不安はむしろ見せないように努力することが多いです。
「疲れていそう、悩んでいそうなのに何も話してくれない……」と思っても、それは二人の楽しい時間に、自分のネガティブな感情を持ち込みたくないという思いやりかもしれません。
(2)女は目に見えないもので愛を見せ、男は目に見えるもので愛を伝える
「以前、仕事柄出張が多かったので、よく彼女にお土産を郵送していたら、『うれしいけど、それよりも会う時間をつくってほしい』と言われたことがある」(会社員25歳)
男性脳は感覚の中でも視覚が特に発達していて、わかりやすいものを好む傾向があります。そのため、愛情表現にモノを贈ったり、お金を使ったりすることが多いです。
一方で女性は感覚で行動することが多く、モノなどの目に見えるものよりも、そこに込められた思いや、相手と一緒に過ごせた時間などで愛情を感じたいもの。
たとえば彼が「お金がないからデートできない」と言っているのなら、「私に会いたくないってこと?」と傷つく前に、「お金がかからないデートたくさんしよう!」と提案してみてはいかがでしょうか。
(3)女は「すてきな私」を見せたがり、男は「いつもの俺」を見せたがる
「彼女と付き合って半年、『最近、気抜いてない?』と文句言われた。気を抜いた姿を見せられるような関係になったと思っていたんだけどな」(G大学2年生)
女性にとっては、彼にかわいいと思ってもらえる“すてきな私”でいようとすることが愛情表現。
でも、男性にとっては“いつもの俺”を見せることが愛情表現であることが多いです。
彼が「いつも同じ格好」「いつも同じようなデート」をするようになったら、それはあなたに“いつもの俺”を見せても大丈夫だと、安心感を持っている証拠かもしれませんよ♡
直接顔を合わせる機会が少ないと、お互いズレを感じてしまうことが多いと思います。でも、実はご紹介したように、男女の愛情表現の違いである場合もあります。
「彼は彼、私は私」と、ときには割り切ることも大切かもしれませんね!
文/下村さき 画像/PIXTA(ピクスタ)(Fast&Slow、 miSaPhotographer 、Glampixel、jhphoto)