「マスクをしている日」も地味に見えない!ボブ&ロングの簡単ヘアアレンジ

花粉症の季節がやって来たし、さらには新型コロナウイルスの予防と私たちの生活にはマスクが欠かせません。そこで、どうしてもつきまとうのが「マスクをすると地味に見えてしまう」問題。完全防備すればするほど、オシャレから離れてしまう…そんな悩みを解決するための、華やぎを与えてくれるヘアアレンジをご紹介します。ボブの人、ロングの人どちらでも対応できるスタイルを、連載形式でご紹介します。
第1回目は「編み込み」を使ったマスクの日ヘアアレンジです。

ボブは「オールバック&編みハーフアップ」

Before
☑肩につかない長さのショートボブ
☑ワンレングス~ややグラデーション
☑前髪はなし
☑髪質はやや柔らかい髪質
☑クセは少しある

    Front

    Side

    Back

    マスクをした状態はこんな感じ!

マスクの日のヘアアレンジのポイントは「顔周りをすっきりさせること」です。前髪はすっきりとオールバックにして、顔周りには後れ毛を残さないように。トップの髪を三つ編みにしてオシャレ感を出しつつ、耳かけしたハーフアップは機能性もバッチリです。

ボブ向け「マスクの日アレンジ」作り方

    ❶トップの髪をゴムで結び、ポニーテールにします。花粉が髪につかないように、ベース剤は使わず、スタイリング剤も極力使わなくてOKです。

    ❷ゴムで結んだ部分を手で押さえながら、トップを指で引き出して崩します。

    ❸ポニーテールにした部分は、三つ編みにします。毛先はゴムで結んで留めましょう。

    ❹三つ編み部分は指で引き出して崩して完成です。

ロングは「くるりんぱ三つ編み」

Before
☑鎖骨くらいのミディアムロング
☑表面にレイヤーが入ったワンレングス
☑前髪は目にかかる長さ
☑髪質はやや硬い髪質
☑クセはあまりない

    Front

    Side

    Back

    マスクをした状態はこんな感じ!

ロングの場合は、「長い毛先をきちんとまとめる」ことがポイントです。ボブと同様に顔周りはすっきりさせつつ、全体の髪をくるりんぱと三つ編みでしっかりホールドを。スタイリング剤も使わずに、ナチュラル仕上げのほうが特に花粉を吸着させないのでオススメ。

ロング向け「マスクの日アレンジ」作り方

    ❶髪を左右に分け、襟足付近でそれぞれポニーテールにして、ツインテールの状態にします。

    ❷ポニーテールにした部分は、それぞれ毛束を裂き、毛先を上から通してくるりんぱします。

    ❸くるりんぱした部分は指で毛束を引き出して崩します。

    ❹毛先は一つにまとめて、三つ編みにします。毛先はゴムで結んで固定します。

    ❺三つ編みは指で引き出して、軽く崩して完成です。くるりんぱを組み合わせることで、髪に模様感が出て、三つ編みよりオシャレに見せることができます。

今回のヘアを解説してくれたのは…
ヘアメイクアーティスト
鈴木富美子さん(ヘアサロンEMBELLIR・代表)
スタッフ全員が毛髪診断士の資格を取得している、髪の美しさにこだわるヘアサロン「アンベリール」代表。大人らしい上品なヘアアレンジが得意で、着物やウェディングのアレンジ本を多数出版。20代~50代以上まで、幅広い層の女性たちからの厚い支持を受けている。サロンではオリジナルのヘアアクセサリーの販売や、ヘアセットのオーダーも可能。

EMBELLIR アンベリール
東京都渋谷区神宮前4-2-22 アビターレ2F
☎03-6447-4263 営業平日11:00〜20:00 / 土日祝 10:00〜19:00(火曜定休)
https://www.embellir.jp.net/
Instagram→@embellirhairstyle  @embelliromotesando

いかがでしたか?花粉が多い日、マスクでしっかりガードしつつも、オシャレ心を忘れないでいたいもの。ゴムだけでできる簡単なアレンジなので、ぜひ機能性も抜群のヘアをマスターしてみてくださいね。

撮影/奥村浩毅 ヘアメーク/鈴木富美子(EMBELLIR) モデル/吉村奏<ボブ>(フリーランス・27歳)、金城華乃子<ロング>(28歳・ライター/マーケティング)【ともにCLASSY.LEADERS】 取材・編集/ガヤ美(CLASSY.ONLINE編集室)