【日焼け止め】一歩間違えると効果が半減!知っておきたい正しい塗り方

本気の透明白肌を目指すなら、なんとなく塗るだけじゃダメ。正しい選び方と塗り方を覚えて、くすみ知らずの美肌をめざしましょう。
 

1.SPF値はTPOで使い分ける

SPF値が示すのは防御力の高さではなく、紫外線を防ぐ時間の長さ。数値が高いほど効果が続きますが、成分が強くなるため肌への負担は大きくなります。肌のためには用途でSPF値を使い分けるのが正解。
 
▶︎SPF25以下
通勤、通学など、短時間の外出向き
 
▶︎SPF30以上
海やBBQなど、長時間外で過ごす日向き
 
*お肌を休めたい日は石鹸で落とせるものを
クレンジングもお休みできるので、お肌の調子がよくなります。つけ心地が軽くて塗りやすいパウダータイプのものを常備しておくと便利。
 

2.焼けやすい部分を中心にムラにならないように塗る

SPF入りの下地を使う場合でも、事前の日焼け止めはマスト。商品の説明書通りの量を、適度な厚さで均一にのばしましょう。
 
【顔】 頬やTゾーンは重ね塗り
①焼けやすい頬やおでこ、シミやそばかすが気になる部分に日焼け止めをしっかりのばす。
 

カーディガン¥21,800/キワンダキワンダトップ ¥2,600/ピーチ・ジョン チョーカー¥1,500/ゴールディ イヤリング/スタイリスト私物
 
②先に塗った部分がなじんだら、顔全体に重ね塗り。メイク後にお粉で押さえて崩れにくくする。
 

 
【体】 肩や平らな部分は念入りに
光が当たりやすい肩とデコルテは二度塗り推奨。ムラ焼けを防ぐため、首まわりや袖まわりといった服で隠れる部分にも塗っておくと◎。
 

 
▶︎細かい部分の塗り忘れにも注意!
忘れやすい部分…あご/耳の後ろ/うなじ/指/足の甲
 
目につく&焼けやすい部分だから黒くなると悪目立ち。日焼け止めを玄関に置くなど、塗り忘れを防ぐ工夫を。
 

3.約3時間を目安に塗り直す

時間が経つと効果が弱まるため塗りっぱなしはNG。長時間外で過ごす日でもきちんとお直しすれば、スキのない防御態勢を維持できます。
 
【顔】 パウダーを使って肌のヨレも解消
コットンに乳液をなじませ、ヨレた部分のメイクと日焼け止めをオフ。メイクを直したら、パウダータイプの日焼け止めを塗り重ねる。
 

トップス¥26,000、ショーツ¥38,000(ジャケットとのセット)/クローゼット(すべてH3Oファッションビュロー)
 

 
【体】 のびがよいものを使うとスムーズ
汗拭きシートなどで汚れと日焼け止めをオフしてから、ミルクやジェルタイプの日焼け止めをまんべんなく。塗り忘れがないよう丁寧に。
 

 

 

教えてくれたのは
美容家/深澤亜希さん

「正しい美容法を行えば、誰でも必ずきれいになれる」をモットーに各種メディアで幅広く活躍。著書に『白ツヤたまご肌のつくり方』(三空出版)など。
 
 
PHOTO_Fuuka(LOVABLE) STYLING_Ai Suganuma HAIR&MAKE-UP_Mikiko Suzuki MODEL_Ayana Shibata EDIT&TEXT_Lemon Mizushima Cooperation_AWABEES