心地よい部屋 ~HERS interior REVIEW~ case08

「心地よい顔」特集号(6月・7月合併号)は、明日(関西方面は本日)発売です。
そして、8月号「心地よく住まう(仮)」は7月10日(金)発売予定です。

その8月号の取材でもお世話になっている、インテリアスタイリストの石井佳苗さん
2019年1月号にて、当時の事務所で「インテリアのコツ」について伺いました。

気分や部屋の雰囲気を変えたいけれど、大がかりな家具は替えられない……。
そんな時には「ラグと照明」だけで、十分居心地よくなりますよ、と石井さん。
ご本人が実践していたテクニックばかりです。

_24A9760”コーナー”を生み出すラグ使い

_24A9897空間を演出する照明使い

 

<RUG編>

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ベッドとしても使えるようにと、オットマンを2つ並べたソファにはカバーをかけ、
その足元にアフガニスタン製の赤系のラグ。
暖色系のキリムなどのクッションを並べ、ゆるやかにリンクさせています。

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自然光が入らない洗面所に、空間がパッと明るくなるフィンランド製のヴィンテージラグ。
厚みのあるウール素材は、足元も暖かです。

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仕事もするスペースには、普段選ばない寒色系のラグを。
気持ちの切り替えにはいいそうです。
古いペルシャラグをリメイクしたオーバーダイドラグ。

 

<LIGHTING編>

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チェストの上には白いものを集めて飾ってあり、
バウハウス時代のドイツのランプで照らしています。
小物たちが立体的に浮かび上がり、ドラマティックな奥行きが。

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点灯していてもしていなくても絵になるランプ。
台湾で集めたヴィンテージのパーツを組み合わせて作られたランプは
存在感があり、レトロとモダンが共存しています。

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玄関のランプは、戻ってくると最初につけます。
シェード越しの柔らかい明かりに癒されるデンマーク製のヴィンテージランプです。

おしゃれで実用的な暮らしを実現するのはなかなか難しいですが、
ほんの小さな工夫を積み重ねていくことから始めるのがまず第一歩ですね。

 

※掲載した家具などは、すべて石井さんの私物ですので、お問い合わせはご遠慮ください。

 

撮影/金子美由紀(ナカサアンドパートナーズ) 取材/鈴木奈代
HERS2019年1月号より

編集K

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