【レシピ】気がつくと頼っている、私的常備菜⑧大平一枝さんの三升漬け

キッチンに立ちたくない……そんなときに、あると嬉しいのが
かけるだけ&のせるだけで普段の料理を新鮮な味に変えてくれる万能常備菜です。
長年作り続けている食卓の相棒を、色々な人に聞いてみました。

ライター、エッセイスト・大平一枝さんの場合

「長野に住む母が毎年送ってくれる保存食です。三升漬けという名前は、もともとは麹、しょうゆ、青唐辛子を一升ずつ漬け込んで作っていたことに由来しているそう。混ぜて発酵させるだけで、麹の甘みがきいた万能調味料に。小腹がすいたときにはおにぎりにのせて。さくっと飲みたいときは油揚げやチーズの上にのせて焼いたり、豆腐にのせたり。味付けに困ったときに重宝します」

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三升漬け
[ 材料 ](作りやすい分量)
米麹、青唐辛子(小口切り)、しょうゆ… 各100g

[ 作り方 ]
清潔な容器にすべての材料を入れて混ぜ合わせる。常温に置き、10日に1回程度混ぜる。1カ月後くらいから食べられる。
※常温で3カ月~半年保存可能。

 

PROFILE
ライター・エッセイスト。大量生産、大量消費の社会からこぼれ落ちるもの、失われつつあるものをテーマに執筆。『東京の台所』(平凡社)ほか著書多数。書評サイト「本が好き。」で連載中。

 

撮影/高杉純 取材・文/高田真莉絵 構成/松本朋子

※2020年8月号の掲載記事より抜粋