カツオの臭みが消える!ご当地調味料に漬け込むだけの超簡単「ヅケ」

ハワイアンフードのポキをおうちで楽しむ人が増えましたが、ポキは日本で言えば「ヅケ」。江戸時代から傷みやすい鮮魚を保存するために生み出された方法の一つとして、魚の切り身をそのまま、もしくは炙(あぶ)ったり、湯引きなど軽く火を通して、しょうゆ、酒、みりんなどでつくる漬けだれに漬け込んでいました。そのヅケをご飯の上に盛って丼にした「ヅケ丼」は各地で地魚とたれの味わい、組み合わせる素材によってさまざまなバリエーションを楽しむことができます。

「カツオのヅケ」と言えばこの2つ! 「たたき丼」と「手こね寿司」

郷土料理として長年愛されつづけているカツオのヅケも、ご当地調味料を使えば簡単に再現できちゃう! 便利調味料2選をご紹介します。

①カツオのたたき丼(高知)

カツオと言えば、高知!その中でも土佐清水の名物であるカツオのたたき丼は、藁焼きしたカツオのたたきを薄めに切り、甘めのたれでヅケにしてご飯にのせたもの。玉ねぎ、薬味、にんにくをたっぷりのせて食べるのがオススメ。

▶▶ご当地調味料「ばんのうたれ」

甘めのたれが香ばしい カツオのたたきと相性抜群
創業時からお刺身やお惣菜につけていたおまけのたれが大好評で商品になったもの。トロッとしたほんのり甘いしょうゆベースで、にんにくのまろやかな風味が相まってやみつきになる味♡300㎖¥580(スーパーストアみやむら)

 

②手こね寿司(三重)

元々、伊勢志摩の漁師めしで、忙しいカツオ漁のさなか、とれたカツオをブツ切りにしてしょうゆをかけ、炊きたてのご飯に手でこねて食べたのが始まり。カツオやマグロなどの赤身の魚をしょうゆだれに漬け込み、寿司めしと合わせて食べる。お伊勢参りに行ったら必食の一品。

▶▶ご当地調味料「手こね寿司の素」

 
ねっとり食感の生カツオと酢飯の絶妙なコンビネーション
家庭で手軽に伊勢志摩の名物料理の手こねすしを味わえるようにと、漬けだれと合わせ酢がセットされたもの。つくり方付きなので失敗なく、本場の味を堪能できる。漬けたれ100㎖、合わせ酢100㎖¥500(おかげ横丁味匠館)

 

Mart2020年10月号
お手本はコストコの人気メニュー
あえるだけ! お刺身に飽きても「ポキ」がある! より

撮影/田中 慶 フードコーディネート/杉山絵美 スタイリング・レシピ/八代恵美子 取材・文/ atrio 構成/富田夏子