【アイランダー2020】絶品!“ニッポンの島”から届いた美味をMartistが試してみた件②

日本の島々が持つ魅力をもっと多くの人々に知ってもらいたい!と行われているPRイベント「アイランダー」。28回目となる今年は11月20日から11月29日まで、コロナ禍を鑑みてオンラインで開催します。


イベントの公式サイトはこちら(http://www.i-lander.com/

今回はそんな島々から届いたおいしい食材を、本誌公式アンバサダー“Martist”のお二人がセレクト&試食、さらにおいしく食べるレシピを考案してもらいました!
第1回:土肥愛子さん編はこちら

今回は滝野香織さんのセレクトした食材をご紹介します。


滝野香織さんのプロフィールはこちら
https://mart-magazine.com/blog/martist/martist-takinokaori/

【滝野さんチョイス①】新島村の「唐辛子味噌」(右)


自然の恵みたっぷり、レジャーと癒しの楽園、東京都新島。
新島産の青唐辛子を無添加味噌、熟成本みりん、ごま油など国産材料をふんだんに使って煮詰めた甘辛味噌。
「唐辛子味噌」(65g)¥800 ※ほかに「明日葉入り油味噌」(60g)¥550もあり。
【お問い合わせ先】新島村農業協同組合 電話04992-5-0046
http://niijima-noukyo.or.jp/

「青唐辛子のすっきりした辛さと、味噌の甘さがやみつきになります。小瓶なので使い入れそうなサイズで嬉しいですね」(滝野さん)

お醬油いらずの「唐辛子味噌ぎょうざ」にアレンジ♪

《材料》(2人分10個)
餃子の皮 10枚
豚ひき肉 80g
白菜 80g
にら 10g
塩 小さじ1/4
にんにく 1/4片(チューブなら1㎝)
生姜 1/4片(チューブなら1㎝)
唐辛子味噌 大さじ1
砂糖 2つまみ
酒 大さじ1/2
ごま油 小さじ1/2
焼き油、仕上げのごま油 適量

《つくり方》
1.白菜、にらは塩もみして水分を搾る。にんにくと生姜はすりおろす。
2.豚ひき肉を練り、砂糖と酒を揉みこみ、1の白菜、にら、おろしにんにくとおろし生姜、ごま油を混ぜ込む。さらに唐辛子味噌を加えてよく練り、餃子の皮で包んで焼く。

3.焼き終わりにごま油を少量フライパンのヘリから回しかけ、焼き色と香りをつける。

「豚肉と合わせてみたいと思ったところ、餃子に入れるアイデアを思いつきました。このタイプの味噌はごはんのおともとしてだけだと余ってしまい、冷蔵庫の主になってしまいそうなのですが、調味料替わりにも使えますよね。醤油などつけずに楽しめる味付き餃子、冷めても美味しかったです」(滝野さん)

【滝野さんチョイス②】沖島の「うろりの佃煮」


滋賀県琵琶湖の沖島、淡水湖に浮かぶ島として日本で唯一人が暮らす島。
そこでとれる国有種ビワヨシノボリの稚魚でゴリとも呼ばれるうろり。佃煮にされることが多く地元ではご飯のおともとして人気。
「うろりの佃煮」(100g)¥500
【お問い合わせ先】沖島町離島振興推進協議会 0748-33-9779
okishima-cc@za.ztv.ne.jp

「うろりはとても小さいので、小魚特有の苦みがなく美味しかったです。シンプルな佃煮の味付け食べやすいですね」(滝野さん)

いくらでも食べられる「無限うろりピーマン」にアレンジ♪


《材料》(2人分)
うろりの佃煮 大さじ2
ピーマン 3個
ごま油 小さじ1
醬油 小さじ1
白ごま 少々

《つくり方》
1.千切りにしたピーマンをごま油でさっと炒め(全体に油が回ったくらいで)、うろりの佃煮と白ごまを入れ、あおるように合わせる。

2.フライパンの片側に寄せ、空いたところにしょうゆを入れじゅわっと少し焦がしてから全体に混ぜて完成。

「佃煮が甘くてこってりしていそうなので、シャキッとしたピーマンと合わせたら良いと思いました。ピーマンは半生くらいに仕上げると余熱で良い塩梅になります」(滝野さん)

【滝野さんチョイス③】松島の「鉄火みそ」


長崎県西海市にある火力発電所や風力発電所が立地している「電力の島」。福山雅治が発電所の点検で訪れていたことも。大正から昭和初期にかけて炭鉱で栄えた島、今でもその名残もあり歴史散策も楽しめる。
いりこ、大豆が入った具入りの赤味噌。
「鉄火みそ」(200g)¥330
【お問い合わせ先】0959-36-2163(内海 久子さん)

「いりこの味がするので、甘いだけでなくおかずっぽいです。大豆の粒が入っているわけではないので、豆が苦手な男性にも勧められます」(滝野さん)

おやつにもぴったりの「鉄火味噌の五平餅風」にアレンジ♪


《材料》(3個分)
温かいごはん 180g
鉄火味噌 大さじ3
大葉 3枚

《つくり方》
1.温かいごはんを半分くらい潰して、3等分し小判型にまとめる。
2.鉄火味噌を塗って、トースター(強で5分)で軽く焦げ目が付くまで焼く。

3.アイスの棒を刺し、大葉の上に乗せる。

「大豆が入っているので、タンパク質補給になる間食になりそうだと思ってつくりました。鉄火味噌は甘いだけでなくおかず感があるので、五平餅にしても朝食・間食・お弁当・お酒のおつまみになりますよ。もちろんお酒のアテにも良さそうです(笑)」(滝野さん)

【滝野さんチョイス④】答志島の「オリーブ海苔」(右)


真珠でも有名な三重県鳥羽市鳥羽諸島、豊富な海の幸を味わえる観光地。
その中の一つ、答志島産の黒海苔と塩、エキストラバージンオリーブオイルで作った味付け海苔。
「オリーブ海苔」(64枚入り)¥600 ※ほかに「ごま海苔」もあり。
【お問い合わせ先】鳥羽マルシェ 0599-21-1080

「磯の香りがよい美味しい海苔、そのままスナックのようにも食べられます。食べかけでも密封できる包装がありがたいですね」(滝野さん)

おしゃれなピンチョス風「海苔とチーズのミルフィーユ」にアレンジ♪


《材料》(2人分)
黒海苔 14枚
スライスチーズ7枚
トッピング(七味唐辛子・アーモンド・ワサビマヨ・明太子) 適宜

《つくり方》
1.海苔とスライスチーズを交互に重ねる。ラップで包んでなじませる。

2.8等分にカットし、海苔が上のものとチーズが上のもの両方をバランスよく並べて、上にトッピングを乗せる。

「黒海苔が味の良い海苔だというので、シンプルに。簡単なので、おつまみやお弁当のおかずにもあいますよ」(滝野さん)

※商品の価格はすべて税抜きです。
※「アイランダー2020」のオンライン開催の詳細については公式サイトをご確認ください。

撮影/相澤琢磨(光文社写真室) 取材・文/西岡直美