ロシア赴任になった彼氏から三股をかけられていた話【みんなの恋愛焼却炉〜嫌な思い出は燃やしてしまおう〜】

良くも悪くも、恋愛経験が積み重なってきたアラサー世代。可愛げのあるキュンとした思い出だけではなく、人には言えないような悪事や失敗談、未だに消えない怒りや悲しみなど、悪い思い出もたくさん抱えているはず。この連載は、担当編集の周りで実際に起きている、アラサー女子の「今すぐに消し去りたい恋愛エピソード」を供養する“焼却炉”。「浮気した/された話」、「泥沼の修羅場体験」、「盛大なフラれ話」etc…黒歴史は、燃やして無かったことにしちゃいましょう!連載6回目は、彼氏がロシアへ海外赴任になった、という女性のお話です。

親友の後輩も「彼氏がロシアに2年間駐在中」という事実が発覚し…

あき(仮名)/30歳(不動産関連)

26歳から29歳の間に付き合っていた元カレは、エリート商社マン。当時、ロシアへ2年間の駐在が決まっていました。でも、カレが戻ってくる頃には私は31歳。将来のことを考えて、別れるかどうかを真剣に悩みました。それでも「待っていてほしい、戻ってきたら結婚したい」とカレが話してくれたので、両親への挨拶も済ませたうえで2年間待つことにしたんです。

でも、彼が旅立って3カ月。毎日していたLINEやビデオ電話の回数も、「忙しい」という理由でだんだん減ってきた頃に、事件は起きました。突然親友から1本の電話があり、「なんか、後輩のカレもちょうど3カ月前からロシア勤務になったらしくて…。2年間、遠距離恋愛でカレを待つんだって言ってるんだけど…これ大丈夫かな?」と衝撃の告白が。ロシア勤務かつタイミングまで被るなんて、偶然にしては出来すぎている!と思い、カレに問い詰めたところ…実は1年以上の間、二股をかけられていたことが発覚!

さらには「最近連絡が減ったのは、二股が原因だったの?」と聞いたところ、「こっちでロシア人のコと付き合うことになったから、別れてほしい」と一方的に別れを切り出してきたんです。私も親友の後輩ちゃんも、あっけなく同時にフラれてしまうという、最悪のオチ。アラサーの大切な2年間を捧げようとしたのに、この仕打ちはヒドすぎる!

アラサーにとって、「遠距離恋愛のカレを待つか待たないか」という選択はかなり大きな決断。その勇気を踏みにじられた悔しさは、はかり知れません。きっと素敵な恋がまたやってくると信じて、苦い思い出は忘れてしまいましょう!

イラスト/モー子 構成/CLASSY.ONLINE編集室