Front
全体にレイヤーが効いたひし形シルエットに軽やかさを加味してボリュームを強調。ウェッティすぎず、柔らかいフォギーな束感がポイントです。さらに耳周りや前髪の透け感でこなれ見えも。顔周りはしっかりレイヤーを入れて段差をつけています。巻きやすくスタイリングも簡単に。全体のボリュームを出したところでツヤがほしい部分のみ、オイルやバームをポイントで使います。この時、顔周りをリバースに巻くことで華やかさも倍増するそう。

Side
毛先にたぷんとカールが重なり、ボリューム感をメイク。この重なりはレイヤーが効いているからこそ。顔周りのリバースの毛流れで軽さを投入します。

Back
バックから見た時の印象はややAライン。裾広がりシルエットの重軽バランスで、全方位きれいなボリューム感をキープ。

Before

きれいにまとめようと、アイロンで内巻きワンカールにした肩ボブ。アラサー女子にもっとも多いこの感じは、NGではないけれどもう少しこなれ感がほしいところ。でも、自分で巻くのは難しくて…。

After

プリカール後がこちら。トップの高さと顔周りのボリュームが出ることで、美人髪の必勝フォルム「ひし形バランス」へとラクちんシフト。前髪の丸みカールも大人可愛く、モテ度アップも確実です。

【Point】ボブの「プリカール」はこんな施術です
トップにプリカール専用のロッドをオン。写真からわかるようにロッドのクシ部分で髪をしっかりと絡めて立ち上げ、その動きをそのままパーマで固めます。前髪は通常のパーマのロッドでカールをつけて。プリカールはポイントでかけるので、前髪パーマと組み合わせたり、毛先のトリートメントも同時に行うことができます。

ごくさりげなく自然に入れたハイライト。ハイライトと聞くと「ブリーチしなきゃダメ？」と思う人も多いと思いますが、こちらは通常のカラーのいちばん明るい色を繊細なタッチで入れたもの。パッと見てどこに入っているかわからないくらい、でもしっかりふわっと感に貢献してくれる。スタイリングのサポート的ハイライトです。前髪がある人もない人もどちらもできる万能デザイン。

【Point】
ハチ上に1㎜の細さで髪をすくってハイライトをオン。極細なので悪目立ちすることなく、全体にふんわりとしたベールをかけるようなイメージです。全体はシアベージュという柔らかい色で染め、ハイライト部分はアッシュをチョイス。より軽さが強調される色味を選ぶことがポイントです。