【七五三】のママの服装、関西は「着物」が人気!先輩ママSNAP

七五三ももう目前!子どものこと優先で気づけば自分の服に手が回っていなかった、なんて声も。そこで、昨年七五三を迎えたママたちに聞いてみると、関西では大切な日だからこそ、華やかな着物でお祝いしたいという人が多くみられました。

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着物を着ると
より特別な時間という気持ちが増し
気が引き締まります

七五三のママ(母親)の服装、着物・和装、髪はショート1

「祖母が日本舞踊の師範をしていたこともあり、着物は私自身幼い頃から身近な存在。七五三や卒入園などの子どもの行事はもちろん、結婚式のお呼ばれなど、機会があればいつも着物を着るようにしています。当日の訪問着は私の地元で昔からお世話になっている呉服店・三喜屋で購入、松竹梅鶴亀があしらわれたおめでたい柄の一着を選びました。さらに人間国宝の北村武資氏の繧繝の帯で優美な合わせにしました。着付けとヘアセットは参拝した西宮神社でお願いしました」正中雅子さん・38歳(8歳女の子・3歳男の子のママ)

 

着物を着るだけで
こうありたいと願う母親像に

近付ける気がする一日に

七五三のママ(母親)の服装、着物・和装1

「初めての子どもの七五三ということもあり、大切な訪問着を選びました。色合いが美しくほれ込んで選んだ千切屋の訪問着は結婚前に出会ったもの。華やかな雰囲気を出したかったので、龍村平蔵氏の帯で煌びやかに。着物を着ると所作含め自分を見直し、私にとってありたい母親像を再認識できるいい機会になるので、家族のイベントごとにはできる限り着物を選びたいと思っています。子どももまだ小さく、当時二人目妊娠中の私・母・息子の3人の着付け&ヘアセットをお願いしなくてはいけなくて、自宅に出張できる方を探して来てもらい助かりました」西田珠果さん・34歳(3歳男の子、3カ月女の子のママ)

 

主役である子どもが
引き立つような着物選びを

七五三のママ(母親)の服装、着物・和装2

「七五三は子どものためのイベントだから、彼女たちの鮮やかな着物の色を目立たせたくて、従姉妹に黒でシックなものを借りて着ました。(ちなみに前回の七五三は白い着物を選びました)そのぶん、祖母の形見の大切な帯や帯締め、帯揚げの色合わせが私のこだわり。親族みんな着物が大好きで、イベントごとに交換しながら着る機会を楽しんでいます。夫が美容室を経営しているので自宅でヘアを仕上げてもらい、着付けも夫の知り合いに出張をお願いしました」近藤満子さん・38歳(7歳女の子、4歳女の子のママ)

 

娘と色をリンクできる
着物を選んで正解でした

七五三のママ(母親)の服装、着物・和装3

「母が京都の呉服店で購入した着物を受け継ぎ、昨年の娘の七五三で着ました。子どもの鮮やかな着物の邪魔にならず、色味をリンクさせられたので並んだ時もまとまりが良かったように思います。着物の柄が落ち着いているぶん、晴れやかな行事にふさわしい華やかさをプラスさせたくて、派手すぎない金の帯を合わせました。着付けもヘアセットも自宅に出張で来ていただけるところにお願いしました」林 香里さん・33歳(9歳男の子・4歳の女の子のママ)

 

母から譲り受けた着物に合わせた
橙色の半襟がポイント

七五三のママ(母親)の服装、着物・和装4

「コロナ禍ということもあり正直悩んでいたのですが、やっぱり慣れ親しんだ生田神社にお参りしておこうと、急遽私と息子二人でお参りへ。着物は母から譲り受けたもの。落ち着いた色味だったので、小物は金色でまとめて帯も金泥帯の華やかなものを合わせました。また、私がパーソナルカラーコンサルタントをしているので、半襟は顔写りのいい橙色に。着付けやヘアセットは昔から知り合いのヘアメイク・KUROERIさんが勤務している三宮のサロンでお願いしました」宮本リサさん・33歳(5歳男の子のママ)

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取材・文/伊波那津子