女優・松本まりかさん「服選びは、他人じゃなくて『自分にモテるか』が基準」!?

最近よく聞くのが「ベージュをおしゃれに着ている女性が素敵」という声。『CLASSY.』11月号では、男女問わずその魅力に惹かれてしまう、女優・松本まりかさんに色んなベージュを着こなしていただきました。今回は松本まりかさんに「素敵な女性」についてインタビューしました。

松本まりかさん、魅力的な女性ってどんな人ですか?

〝自分にモテる〞ファッションがいちばん楽しいし、輝ける

お洋服を買う時はいつも直感なん
ニットワンピース¥100,100 カーディガン¥67,100(ともにエクストリーム カシミア/ロンハーマン)

お洋服を買う時はいつも直感なんです。着やすさとかデザイン、衿のバランスとか、自分の体にちょうどいいサイズ感のものが、そこまで意識せずとも自然と目にとまって「これ、いいな」と購入することが多いかな。とにかく、他人から見られてどう思われるかよりも、身につけることで自分自身を好きになれるような〝自分にモテる服〞を一番の基準に選んでいますね。だって、ファッションもメークも自分のためのものだし、気分が上がって自分に自信が持てたり、その日をポジティブに過ごすためにするわけじゃないですか。もちろん、センスのよさで素敵と思ってもらうことも大事ですけど、自分が好きなファッションをして内側から輝いていたら、センスのよし悪し関係なく人を惹きつけられると思うんです。

その日どんな服を着るかは気分で決めているので、好きなテイストや定番コーデのようなものは特にありません。「昨日はボーイッシュだったから、今日はエレガントにキメよう」とか、気分によって自分が変化するのが楽しいし、そのほうが自分に興味を持ち続けられるんです。常に変わり続けて、自分にモテ続けたい気持ちが強いですね。〝定番がないのが定番〞っていう感じかな。でも、TPOはすごく考えます。「ここへ行くなら、どんな自分になろう?」と考えて、あえてちょっとハズしてみたり。自分で着せ替えごっこをする感じ(笑)。女優の仕事をする時も、衣装を着ることで気持ちが高まったり、役柄に入り込めるので、服ってすごく着る人の感情を動かすものだなと実感しています。
今回はベージュのお洋服をたくさん着させていただいて、たくさんのアイテムが欲しくなりました(笑)。ボリューム感や合わせ方によって印象がガラリと変わるし、ベージュが主役のバリエーションってこんなにあるんだ、と新しい発見でした。アラサー世代の方は服も生き方も、自分で選んでなりたい自分になる、というのが楽しめるいい時期ですよね。皆さん、一緒に楽しんでいきましょう〜♥

profile

’84年9月12日生まれ 東京都出身B型●2000年に女優デビュー、2018年放送のTVドラマ『ホリデイラブ』では〝あざと可愛い〟役柄を演じ話題に。2021年にはORICON NEWSの「2021年 上半期ブレイク女優ランキング」にて1位にも輝いた。

撮影/藤原 宏(Pygmy Company) モデル/松本まりか ヘアメーク/林 由香里(ROI) スタイリング/乾 千恵 取材/伊藤綾香 再構成/Bravoworks.Inc