【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 60本目/100
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」 まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは3本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
60/100
芽キャベツとスルメの春巻き
フランス人は小さな子供を大人しくさせたい時、バケットをしゃぶらせると聞いたことがあります。私の場合はスルメでした。与えると飽くことなく咥えていたそうです。そのせいかは分かりませんが、現代人離れした立派な顎に育ちました。嚙めば噛むほどに美味しくなるスルメは旨みの爆弾。あらかじめ細かく切って保存しておくと調味料的に重宝しますよ。
【材料】 3本分
- 芽キャベツ…12個程度
- スルメ…15g
- 春巻きの皮…3枚
- サラダ油…大さじ4
- 塩…少々(お好みで)
【作り方】
1.スルメはハサミで3㎜角くらいに切る(切ったスルメ片が跳ねるので、大きめのボウルの中で切るのがおすすめ)。
2.春巻きの皮の上に縦半分に切った芽キャベツを横一文字に並べ、スルメを散らしたら、しっかり巻く。
3.フライパンにサラダ油を入れ弱めの中火で温めたら、スルメの面を下にして春巻きを並べ、そのままの火加減でじっくり揚げ焼きする。
4.すべての面が、美味しそうなキツネ色になったら、半分に切り分け、好みで塩を添える。
【合わせたいお酒】
シメイなど、コクのあるベルギービール。冷やし過ぎずないほうが美味しいです。
【動画でも作り方を紹介しています】
【バックナンバー】
25本目:グリーンアスパラガスと、その皮、ちりめんじゃこの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
03-3574-8758
営業時間: 18:00~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子
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