【ボトックス&ヒアルロン酸】NG治療をドクターが解説

年代に関係なく、シワがそれ以上ひどくならないようにしようとするのが美容医療の考え方。シワの予防、シワの改善にボトックスとヒアルロン酸をやりすぎるのもNG。美STファミリードクターのニューフェイス エステティッククリニック 院長 吉澤秀和先生に「不自然にならないシワ治療」についてお話を伺いました。

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「効かなかった」「効きすぎた」……
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1:ボトックス

悪目立ちする額、メソボトックスをやりすぎな発光オデコ、セメントで固めたようなセメントオデコが最近増殖中です。ボトックスで固まった額は整形顔の代名詞。眉間ボトックスの失敗で、目が開かなくなる不快さも!

メーカーによって治療費が異なる場合も。種類も色々ですが、何を選び、価格はいくらか。そこはドクターのモラル次第。はっきり言うと患者は何を使われているのかわからないので、信頼できるドクター選びがすべてなんです。

2:ヒアルロン酸

ヒアルロン酸はふやけます。移動します。入れすぎるとあっという間にヒアル顔に。ヒアルロン酸はなかなか減りません。どんどん追加してしまうことによって独特のヒアル顔に知らない間に変身!

ヒアルロン酸もシワ症状に活躍します。シワをふっくらさせてくれるヒアルロン酸はボトックスと併用したり、単独で使ったり。ヒアルロン酸にもさまざまな硬さがあるので、シワの種類によって選別を。

半年間、取り返しのつかない額になる前に、顎や目尻のボトックスで技術力リサーチを

吉澤先生(以下敬称略) ボトックスを打つと能面のように動かなくなる、無表情になることを心配されるので、ナチュラルにシワを改善することを念頭に、控えめな施術をすることが多いです。

ウサコ 国によってもどうなりたいか、ゴールは違うなという印象が。わかりやすいのはアメリカですね。大統領も額はツルツル。

吉澤 また、年代が上がるにつれて、たるみが強くなります。特に額の治療にボトックスが良いのかどうかは慎重に判断。

ウサコ ボトックスのネックはやっぱり痛み。

吉澤 痛みに対しては各クリニックでも工夫をしているはず。また、シワなのか、既に溝になってしまっているのかでも治療が変わってくるので、額に凹みが目立つ場合は、ヒアルロン酸などでボリュームを足してからボトックスを併用したり。

ウサコ マスクで額には特に目がいきます。また流行りなのか、まん丸の額は違和感があります。

吉澤 確かに(笑)。目尻は、深いシワ(カラスの足跡)にはしっかりと、それに伴う放射状の浅いシワにはマイクロボトックスを併用。

ウサコ 目尻のシワも年齢判別のバロメーターですね。また、意外に自分では気づかない顎の梅干しジワも。

吉澤 顎のゴツゴツ感は、男性っぽく見えますが、顎ボトックス後は顔立ちがノーブルに。もしボトックスをはじめてのクリニックで打つ場合は目尻と顎がお勧めです。

「ナチュラルな仕上がりは技術力も大切なんです」。ボトックスもヒアルロン酸もナチュラルルッキングにこだわりガチガチに固まった容貌にならないソフトフォーカスボトックスが人気。

教えてくれたのは……ニューフェイス エステティッククリニック 院長 吉澤秀和先生

\ドクターズのシワコスメも続々登場/

左、マッサージピールでお馴染みワイコのビタミンクリーム。シワ予防は日々のケアの積み重ね! と開発ドクターも溺愛クリーム。右、リジュラン(PDRN)のクリームはテクスチャーが使いやすいため、韓国ではロングセラー。

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