フェムケアの意識、昔と今でどう変わってきた?

PMSをはじめ尿漏れ、膣ゆるみ、更年期障害の症状に至るまでさまざまな悩みを抱えるMart世代。デリケートな問題だけに一人で悩みがちですが、これらを解決に導く「フェムテック」が今注目されています。快適な毎日を過ごすためのサポート情報を盛りだくさんでお届けします!

フェムテックとは?

〝Female(女性)〞と〝Technology(技術)〞を組み合わせた造語で、「女性が抱える健康上の課題をテクノロジーで解決する商品やサービス」を意味します。世界中で広がり、日本でも2020年以降、さまざまな企業が参入して社会現象に。

フェムテックイメージイラスト

ガマンが当たり前だった デリケートな悩みを つらいと言える時代に

「最近はデパートにもフェムテックアイテムが並ぶ時代。昔はタブー視されていたデリケートな話も、かなりオープンに語られるようになりましたね」と喜田先生。以前はケアや
治療の選択肢が少なく、結婚や出産を諦める人もいたそう。「今はネットでさまざまな情報を得られますし、専用のケアアイテムも豊富。病院にも行きやすい。そういう意味ではいい時代になってきたと感じます」

Mart読者の間でも、子どもの初潮をきっかけに吸水ショーツや専用ソープを購入し使い方を話すなど、親子でケアへの意識が高まっています。「いいことですよね。デリケートゾーンのケアについては、自分で体を洗えるくらいの年齢になったら教えてあげるべき。菌の繁殖を防ぐためには、膣内を酸性に保つことが大切です。初潮のタイミングにかかわらず、幼いころから専用ソープを使うことを習慣化するといいですね。デリケートな悩みも、日頃から親子で話し合うことが安心に繋がります」

\お話を聞いたのは/
なおえビューティークリニック院長
喜田直江先生
喜田直江先生
産婦人科医として多数の分娩・手術症例を経験。その後形成外科の分野へ進み、美容外科に勤務。婦人科系の美容手術は日本有数の症例数を誇る。2011年、美容婦人科治療専門病院であるなおえビューティークリニックを開院。

取材・文/森本奈穂子 イラスト/itabamoe 編集/倉澤真由美

2022年Mart夏号 もっと快適に、スマートに 進化する「フェムテック」最新事情 より