人生100年時代!最後まで自分の足で歩きたいなら、40代でやっておきたい「足の見えるか検診」レポート

こんにちは。ライターの北野法子です。

皆さんは、日本に「足の総合病院」があることはご存知ですか? 下北沢病院は日本初の「足の総合病院」。人生100年時代と言われていますが、「平均寿命」と「健康寿命」は違う話。健康で元気な生活を送るためには、まずは自分の足で「歩けること」が大切です。下北沢病院では、「足の見えるか検診・プレミアムプラン」という、いわゆる足に特化した人間ドッグのコースがあります。自分の足の健康状態を知るということは大切なこと。今年50歳を迎える私はちょうど人生の折り返し地点。いつまでも自分の足で歩きたいと思い、今回は徹底的に足をチェックしてもらいたいと思います。

 

足の見えるか検診とは?

足はそもそも環境が過酷なんです。考えれば全体重を支えなければならず、一日一万回も地べたに叩きつけられるのです。さらには靴という硬い洋服を着て、しかも女性はハイフィールを履くのでさらに足に負担がかかります。そんなわけで誰でも50歳くらいからトラブルが起きてくるのだとか。しかもトラブルは複合的に起きてくるので原因が分からないことも多いのです。

私が今回お願いしたのは、「足の見えるか健診」のプレミアムコース。プレミアムコースは、血液検査、骨格検査、身体能力検査、歩行などの従来のレギュラープランとしての検査項目に加え、皮膚科専門医による皮膚や爪の検査、靴を履いた状態でのレントゲン撮影や、ドイツシューマスターによる靴のチェック、そして「靴の処方箋」の発行など、足の表面から骨、血液、神経なども含めた中側まで全てが分かる最強のコース。足の匂いのチェックなど……恥ずかしすぎますが(笑)、早速お着替えして検査開始です。

まずは血管の状態をチェック。足の動脈硬化、静脈瘤や血栓の有無、血流の流れやむくみなども調べます。

さっそくトライ!

レントゲンを撮って骨格・骨の硬さや強さをチェックしたり(靴を履いた状態でもレントゲンを撮りました)、足の圧力分布測定や、3D歩行解析装置をつけて実際に歩いて足の歩行姿勢なども計測、足の筋力や関節の可動域を調べたりもしました。

片足で30秒間立つバランスチェックも、ヨロヨロしながらも何とかクリア(笑)。

足の指の力も測定しました。なぜか検査をしていない反対の足指にも力が入ってしまう(笑)。

看護師さんによる足裏の圧力や乾燥、ひび割れ、爪の状態までもくまなくチェク。履いていった靴の匂いまで測定したりして、何だか感じたことのない恥ずかしさです(笑)。

約、2時間半にもわたる検査を終えた、私の足の歩行得点は87点でした! 一応合格かな?(笑)。

 

最後に先生の診断は…

最後は診断結果をもとに、先生の診察です。今日、私を担当してくださったのは、下北沢病院理事長の久道勝也先生。診断は、「かくれ扁平足パターン」。足の親指にちゃんと力が入らず、他の指に圧力が逃げてしまっている隠れ扁平足だそうです。そしてつま先の蹴る高さが低いので、つまずきやすいそう。歩幅は狭いと回転数使ってしまい、歩く効率が悪くエネルギーを多く使うので疲れやすくなるから、歩幅をあと10cm広げるように歩いた方がいいですよとアドバイスもいただきました。

それと、足首が硬いのでアキレス腱を柔らかくするストレッチも教えていただきました。アキレス腱が硬いと歩くときにすねの骨が十分に前に倒れず、足に負担がかかってしまってトラブルの原因になるのだそう。ふくらはぎは第二の心臓とも言われています。伸縮する動きが血流を押し上げるポンプの役割を担っているのに、アキレス腱に繋がっている筋肉がしっかり使われないとポンプの作用が落ちて、冷えやむくみを引き起こしやすくなるのだとか。昔から夕方になると足が尋常じゃないくらい浮腫んでしまう私は、もしかしたらアキレス腱の硬さが原因!? 簡単なストレッチだったので、早速今日から実践したいと思います。

そして、下北沢病院は新しい試みに挑戦します。実は「足の見えるか検診」はこれで終わりではありません。なんと伊勢丹新宿店と連携し、後日郵送される「靴の処方箋」を持っていくと伊勢丹新宿店のスペシャリストが私のために靴を選んでくれるというサービスまでセットなのです。まさに自分のシンデレラシューズに出会える最高のサービス!! 伊勢丹新宿店での様子は後編へと続きます。

足の見えるか検診

レギュラープラン 55,000円
プレミアムプラン 88,000円

医療法人社団青泉会 下北沢病院
東京都世田谷区北沢2-8-16
03-3460-0300(代表)、03-3460-0021(予約専用)
https://shimokitazawa-hp.or.jp/

北野法子

好奇心旺盛で、座右の名は「やらぬ後悔よりも、やる後悔」。人と接するのが好きで、多くの人から勇気とPOWERをもらい、毎日ポジティブに生きてる元気印の9年目ライター。ミーハー心が若さの秘訣と、新しい物事に日々果敢に挑戦するチャレンジャー。

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