【私の“ブランド立ち上げ”ストーリー⑤】ドイツ在住ママが産後すぐ着手したオーガニックブランドとは?

自分のブランドを立ち上げ、夢のポップアップまで実現している方を最近よく見かけるようになったけれど、みんな実際どうやって始めたのか、そこにはどんな舞台裏があったのか。今回は、ドイツ在住ママのショップ立ち上げからポップアップ開催までのストーリーをご紹介します。そこには、ドイツのオーガニックでエコな子育てのあり方を日本にも届けたいという想いがありました。

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私たちのポップアップまでのストーリー
オンライン時代のいま、
地方や海外からもリモートで
漕ぎつけました

eco-lulucaファウンダー
ケンピンスキー恵実さん(35歳)

出産前は外資系企業に勤務。産前に夫の母国であるドイツへ。オーガニックでエコな環境が当たり前にあることに感銘を受け、eco-lulucaを立ち上げる。2022年3月ポップアップ開催、8月にも百貨店でのポップアップが決定。

オーガニックでエコな
ドイツの子育てのあり方と
地球を想う思想を日本に届けたい

オーガニックな商品が充実しているドイツでは、ベビーフードやスキンケアなど子どもが口にしたり、触れるものは害のないものが当たり前で、選ばなくても手に入るので、子育てがとてもしやすいです。ドイツでは未来を担う子どもたちのために地球を守る思想も根付いていて、そのような思想に基づいた安心安全なベビーフードやスキンケアを日本に届けたいと思うようになりました。産後3カ月くらいから準備をスタート。サイトの準備はShopifyを使って、ロゴは海外版のクラウドワークスでシンプルなロゴを専門としているスペイン人の方に依頼。異国の地で力を貸してくれる人を探すのは難しいですが、クラウドサービスが役に立ちました。扱う商品はビオが溢れているドイツの中でも厳選し、メーカーに問い合わせをして、自己資金でできる範囲の数十万円の仕入れからスタート。子どもが0歳での立ち上げは簡単ではないですが、始めたい気持ちが強く原動力となりました。ポップアップは遠い存在と思っていたのでお話をいただいたときは驚きました。キッズのイベントを開催する際に出店ブランドを探していたそうです。ポップアップ中は娘と2人で帰国し、認可外の一時保育とベビーシッターさんに頼ったり、一緒に出勤した日もあります。スキンケアの香りやテクスチャーに触れて頂き、お客様と実際にお会いしてお話しができたりとオンラインでは叶わないことが実現でき、とても嬉しい機会でした。

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撮影/木村 敦 取材・文/栗生果奈、高橋夏果 取材協力/金剛加奈絵 編集/髙田彩葉
*VERY2022年8月号「自分のブランド作りを実現した、みんなの軌跡。」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
*掲載エピソードは個人の体験談です。商業施設や百貨店等へのお問い合わせはお控えください。