【コマブロ Vol.56】コマサオで月組観劇
月組時代に苦楽を共にした同期、龍真咲。愛称まさお。
彼女は結婚し、モナコと日本を行き来している。
そんな彼女と、宝塚を卒業して以来初めての宝塚観劇へ行ってきました。
待ち合わせは劇場近くのとあるカフェ。
会った瞬間2人とも服のカラーが白でびっくりして大笑い。
そんな明るい話題からスタートし、最近の話や今後の目標を語り盛り上がる。
途中から同じく月組同期の綾月せり(まゆみちゃん)が合流。
彼女は新婚さんで、キラキラしていた。
気がついたら三人とも既婚者に。
もみあげを描いてリーゼントをしていた頃を懐かしむ3人。
時間はあっという間にすぎ、いざ観劇へ。
劇場の赤い絨毯が敷かれた階段を見て、まさおの卒業公演の入り待ちセレモニーをこの階段で迎えたことを思い出した。
私たちはコロナ禍の前は正面入り口から入らずに楽屋の裏から観劇へ行っていたので、色々と新鮮なんです。
今回観た演目は『グレート・ギャツビー』。
トップスターは雪組時代を共に過ごした月城かなとくん。娘役トップは新人公演で私の役を演じてくれたことがある、海乃美月ちゃん。
2人は夜の空に光る月のようなコンビ。
その時代のスーツやドレスがとても素敵で、
社交界に来たような気持ちになりました。
月組を月組時代の仲間と観るというのも、本当に不思議な感覚になるものですね。
休憩時間には
「私たちあれやってたんだよね。なんだか懐かしいね」なんて話すくらい、卒業してまだ四年しか経っていないのに、遠い夢のような記憶にも感じる宝塚という世界は、私たちにとっても特別な存在だったんだなと感じました。
今回の作品は、
幼い頃、一目惚れをしたギャツビーとデイジー。
結婚をし子供も生まれたデイジー。
デイジーを思い続けるギャツビー。
別々の人生を歩んでいた2人が再会し、様々な事件が巻き起こる。
引き裂かれた2人の愛やいかに……。
という、実際にあったらとんでもない話なのですが、宝塚の作品となると、美しいドラマになるというマジックは本当にすごいと改めて感じました。
今回で退団する仲間もいたので、本当に様々な思い出を巡らせながら過ごす、とても素敵な観劇DAYになりました。
*声のSNS Voicyではまさおとの観劇前の雑談トークも放送しているので、是非あわせてきいてください❤️
https://r.voicy.jp/GZV0MkgLKW7