さつまいもとクミンの美腸レシピ|坂井美穂のキッチンの薬箱vol.26

さつまいもとクミンの美腸レシピ

作りやすい分量

さつまいも 1本(250~300g)

ローストアーモンド 15粒

クミンシード 小1

バター 15g

塩 少々

蜂蜜 小1

 

作り方

1.さつまいもを洗い、キッチンペーパーで包み全体を湿らせてからラップで包む。電子レンジ600wで5~6分加熱する。

2.竹串が通るまで柔らかくなったら、火傷しないようにラップをはがし大き目の乱切りにする。

3.フライパンにバターとクミンシード、アーモンドを入れて中火で炒め、バターが溶けたらさつまいも入れて塩を振り軽く炒める。

4.蜂蜜を入れて絡めたら完成。

【therapy point】

【therapy point】

さつまいも・・・消化力を高める 健胃作用 解毒 利尿

クミン・・・健胃 整腸作用

蜂蜜・・・肺を潤す 皮膚を潤す 腸を潤す 通便

クミンシードが無ければ、クミンパウダーやシナモンなど、お持ちのスパイスで構いません。

簡単に出来ておやつにもおつまみにも良いヘルシーおかず、是非楽しんでください。

 

食器/flamengo nesting tumbler

提供/アマテラス鎌倉

◆坂井美穂プロフィール 国際中医薬膳師 東京健康科学専門学校 非常勤講師 国際食学協会 特別講師   2006年拠点を日本からパリに移し、モデルとしてパリコレクションなどのショーを中心に活動。 現在は麻布十番でフレンチ薬膳を提案しながら、身体の内から溢れる美しさや健康を追求した様々なサービスを展開。料理教室やレストランとのコラボレーションイベント・数多くのレシピ提供・商品開発に携わる。 薬膳の資格、フレンチ薬膳通信講座や、テレビ出演等のメディア活動も精力的に展開中。http://www.french-yakuzen.com/ 著書「簡単フレンチ薬膳」 (主婦と生活社) 「血めぐり薬膳」(A&F出版) 「“きれい”に効く インナークレンジング食事術」(A&F出版)

こんにちは。 フレンチ薬膳の坂井美穂です。   木の葉も紅葉し始め、すっかり秋ですね。 中医学には陰陽論という陰と陽で世界のあらゆるものを相反するものの関係(例:上下、表裏)で見ていく世界観があるのですが、季節においては「春夏を陽、秋冬を陰」とし、秋への移り変わりは陽から陰の季節に変わる重要な変わり目です。 季節の移り変わりだけでなく、月の満ち欠け、女性の周期のように、あらゆるものにはバイオリズムがあります。自然も人間もリズムは同じ。全ての生命が、春に助走しながらのびのびと目覚め、心身ともに解放し充実した夏から、秋は少しずつ収めていき、冬は春の芽吹きに備えエネルギーを溜めて漏らさないように閉じていきます。   そんな大切な季節の変わり目はここ数年必ずアシスタントの哘(さそう)さんと六本木にある出雲大社東京分社にお参りしています。麻布十番のキッチンスタジオから歩いて15分ちょっとです。 お参りのご利益か、我が家に美味しい秋のおすそ分けが届きました。お隣に住む来年小学校のかわいい女の子が一生懸命掘ってきた新鮮なさつまいもです。 土だらけになりながら頑張って堀ったんだと思うと、食べる前から美味しいです(笑) 大切なさつまいもはちょっとだけ手間をかけて頂くことにしました。   さつまいもは腸活食材でお馴染みですね。 コレステロールゼロでGI値(食後の血糖値上昇を示す値)は蕎麦やジャガイモより低く、アスリートも注目食材なんだそう。 ただし、体に良いさつまいもでも沢山食べるとお腹が張ってしまうもの。そこで今回の薬箱レシピでは、お腹の張りを緩和するスパイスを使用した簡単美腸レシピをご紹介します。  
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