2023春トレンドの「ピンク、イエローのニュアンス」は、パーソナルカラーでばっちり合う!

2023年春のトレンドカラーで特に40代にオススメなのはピンクとイエロー。とはいっても濃いピンクもあれば淡いイエローもあるわけで、自分にはいったいどれが本当に似合うの?と迷う人も多いはず。そこでパーソナルカラーの力を使って、自分のタイプごとにピンクとイエローを選べば、より似合う流行の色使いが楽しめます!

◎「パーソナルカラー診断」はSTORYweb内で無料でできます

教えてくれたのは…

STORYライター小仲志帆

STORYのファッション診断でもお馴染みとなったパーソナルカラーですが、現在、最もポピュラーな診断がアメリカ発祥の4シーズン(Spring,Summer,Autumn,Winter)の分類です。現在はそれを細分化した診断もありますが、「似合う色を知る」ということに関しては共通しています。生まれ持った髪や肌、瞳などの色から調和する色を見つけるのがパーソナルカラーです。ただ厳密には人の肌は個々で違うので、同じシーズンでも似合う色は微妙に違ってきます。パーソナルカラーは似合う色を限定するためではなく、同じ色でも、明るさや鮮やかさの違えば、肌馴染みも変わるので、それを知るひとつの手段です。自分に馴染む色を顔周りにもってくると、血色が良く見え、明るく健康的に見えたり、若々しく見えたりします。反面、肌に調和しない色を顔周りにもってくると、顔に影ができ、不健康に見えたり、老けて見えることもあります。特にトップスの服の色選びはメークと同じくらい顔映えに影響するので、自分のパーソナルカラーを知ることはオシャレの幅をぐっと広げる手段にもなります。トレンドカラーのピンクとイエローにも幅広い色があるので、苦手意識を持たず、自分の似合う色を見つけれはトレンドカラーも自信をもって楽しめます。

<Profile>国際線の客室乗務員を経て、「STORY」のライターに転身。担当した顔タイプ診断®特集をきっかけに顔タイプアドバイザー1級を取得。その後、骨格診断、パーソナルカラー診断、パーソナルスタイリストを学び、イメージコンサルタントのディプロマを取得。「セレSTORY」の商品開発、「STORY experience」やアパレルブランドなど様々なイベントでの診断、STORY認定パーソナルスタイリスト講座や日本顔タイプ診断協会のトレンドセミナーで講師などを務める。これまで高校性から60代まで幅広い世代の診断経験あり。

パーソナルカラー別「ピンク」の選び方

春に重宝するカラーニット。カジュアルなボトムスと合わせてもカラーの力でキレイ見えするお守りアイテムです。インナーとレイヤードしたり、肩掛けしたり、1枚あるとコーデの幅もぐっと広がります。「愛」や「思いやり」を象徴するピンクは人に優し気な印象を与え、顔周りに似合うピンクを持ってくると肌に血色が生まれ健康的に見えるというメリットも。

Spring
春に咲く花のような可愛らしく温かみのあるピンクがSpringに似合うピンクです。イエローベースなので、ピーチやコーラル、シェルピンクなど黄みをベースとした明るく、くすみのないクリアなピンクが得意です。

Summer
涼し気で優しいピンクがSummerの得意なピンクです。原色に白やグレーを足して柔らかくした青みを感じるスモーキーなピンクやパウダーピンクからベリー系のはっきりしたピンクまで幅広いピンクの色が楽しめるのがSummerです。

Autumn
あまりピンクが得意とされていないAutumnですが、シックで深みがあり、くすみを感じるピンクは似合います。サーモンピンクやアプリコットなど、黄みがかっていたり、オレンジがかったピンクでこっくりとした落ち着いたピンクを探すのがおすすめです。

Winter
青みを強く感じる、鮮やかでビビッドなピンクが似合い、派手なピンクも馴染むのがWinterの特権。マゼンダやフューシャピンクなどの濃いピンクが得意ですが、アイシーピンクのような氷のような冷たさを感じるピンクも似合います。

(左から)Spring:1枚あると何かと使える薄手カーディガン。¥47,300(ミラ ショーン/コロネット)Summer:カシミアの上質な肌触りが極上。Summerらしい上品なピンク。¥55,000(ボーディ/アルファ PR) Autumn:得意の柔らかなブラウン系のボトムスとも相性抜群。¥2,990(ユニクロ)Winter:白や黒でコントラストをつけたスタイリングで華やかさを満喫して。¥8,470(ミラ オーウェン/ミラ オーウェン ルミネ新宿2店)

パーソナルカラー別「イエロー」の選び方

今季はカラーシャツも注目のアイテム。ワンツーコーデが増える季節には着るだけでパッと瞬時に華やぐイエローシャツが活躍します。ポジティブで親しみやすい印象を与えるを与えるイエローは春からの新生活、「はじめまして」や「二度めまして」にもピッタリです。

Spring
ひまわりやタンポポ、菜の花のような明るく、温かみのある鮮やかなイエローが得意です。カスタードクリームや卵のような優しいイエローも馴染み、似合うイエローが多いのがSpring。反面、レモンイエローのような青みがかった色や、同じイエローベースでもAutumnの得意なマスタードイエローなどは顔色が悪くなってしまうので要注意。

Summer
透明感があり、上品で優し気なレモンイエローがSummerに似合う典型のイエローです。暑い夏に飲むレモンスカッシュのような、清涼感のある薄いレモンイエローやパステル系のイエローが似合います。爽やかで涼し気なイエローがピンクみを帯びた肌に透明感をプラスします。温かみのあるイエローはくすんで見えるので要注意。

Autumn
落ち着きのあるこっくりとした色が得意なAutumnはまさに秋をイメージする銀杏の葉の色やパンプキンのようなイエローがマッチ。他にもマスタードイエロー、サフランイエローなどのくすみのあるシックな色は他のシーズンには地味見えしますが、黄みの強いオークル系のマットな肌を持つAutumnをリッチな印象にします。

Winter
得意なイエローの幅は狭いのですが、Summerのレモンイエローより、鮮やかの強い熟したレモンの皮のような色、ライムに近いイエローが似合います。同じレモンイエローでも柔らかなイエローだとぼやけてしまいます。イメージ的には新しいテニスボールのようにパキッとしたイエローがWinterのもつクールな印象をより、キリリと引き立てます。

(左から)Spring:ベーシックな形ながら着るだけで決まる逸品。¥37,400(バイマレーネ ビルガー/エスアンドティ)Summer:控えめなボリューム袖でさり気なく甘いシルエット。¥23,100(yori) Autumn:ワイドな袖でモードに着られる。¥39,600<イン> Winter:構築的なシルエットとオーガンジーの程よい透け感が魅力。¥31,900<ラムシェ>(ともにブランドニュース)

商品問い合わせ先
yori 03-6804-2580
アルファ PR 03-5413-3546
エスアンドティ03-4530-3240
コロネット03-5216-6515
ブランドニュース03-3797-3673
ミラ オーウェン ルミネ新宿2店03-6380-1184
ユニクロ 0120-170-296

撮影/清藤直樹 スタイリスト/小川真央 取材/小仲志帆

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