海外移住って実際どうですか?【海外で仕事をするのに必要なTOEICの点数は】

CLASSY.世代の女性や、CLASSY.Couplesの間でも「いつかは海外移住をしてみたい!」という人が増えているようです。働き方が多様化した今、想像していたより近い未来に実現できる人もいるかもしれません。移住にまつわる基礎知識をご紹介します。

実際に「海外移住」を考えた時に知っておきたい、超!基礎知識

海外で仕事をするには?

30歳以下ならワーキングホリデ

30歳以下ならワーキングホリデー制度の活用がお勧め。30歳以上でもカナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどは語学学校からカレッジへ進み、修了証があれば仕事探しが可能になり、学生ビザの場合もアルバイトができます。Afterコロナの今、ホテルや航空会社など観光産業は世界的に人手不足のため、日本でオンライン面接を受け、海外に着任する人も増えています。他の業種でも現地の日系企業などで職を見つけ、推薦状をもらい就労ビザを取得するというパターンも。
語学に自信があれば現地企業のローカル採用に応募する方法もありますが、採用のハードルは高く、報酬の交渉も必要です。フィリピンでは投資をすることで特別永住権を得られる年齢制限なしのシステムもあります。

「海外移住」の前に押さえておきたいポイント!

・30歳以下ならワーキングホリデーがお勧め
・Afterコロナによる需要増で観光産業は狙い目
・グローバル企業の駐在員はTOEIC750点が基準

教えてくれたのは…淑徳大学経営学部学部長・教授 千葉千枝子さん
大手旅行会社勤務を経て、観光の専門家として大学での研究だけでなく「All About」のガイドをはじめ、さまざまなメディアで活躍。海外移住についての記事も執筆していて見識が豊富。

イラスト/green K 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc