北京出身イケメンフォトグラファー「奥さんにはクックパッド先生で手料理を作ってあげたい」

「諦めないで良かった。世の中にはまだこんな素敵な人が残っていたなんて！」そう思わせてくれる素敵な独身男子たち。今回は、フォトグラファー、クリエイティブディレクターとして活躍する王さんに、理想のプロポーズをご本人に再現してもらいました。

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僕のパワースポット東京タワーで自ら手掛けたチケットと共に思い出ずくめのプロポーズ

10歳のとき、僕が見た景色は眩しいくらいキラキラした東京の夜景でした。画家の父が制作活動の拠点を東京にするということで日本語もままならないときに北京から異国の地である日本に移住。降り立った空港から高速に乗ると、夕暮れ時の赤羽橋付近ではライティングされた東京タワーが迫ってくる。「おー！めちゃめちゃ綺麗な何かがある！」と驚きと歓喜で叫びました。後日、家族と東京タワーを訪れたときは、タワーを見上げながら、その美しいフォルムと幻想的な風景が重なったことに感動したことを今でも覚えています。

徐々に日本での生活にも慣れ、美大へ進み父と同じアーティストの道へ。現代アートを描く作家活動、アートマーケットを経て、広告領域に興味を持ったとき、東京タワー内にアトリエを構えました。そのときご縁が繫がり、2019年の東京タワーのチケットを手掛けることにもなりました。

もしもプロポーズするなら都内の散歩が好きだから、ランチの後彼女と芝公園デートへ。僕のパワースポット東京タワーが綺麗に見えるところで立ち止まり「これ僕が制作したチケットなんだ！」とゴールドの封筒を渡します。彼女が封筒を開けると中には東京タワーのチケットの他に、キラキラ光るプロポーズリングが！「これからもColorfulな感情と出合う人生の旅をしましょう。結婚してください。」とプロポーズ。僕の歩んできた道への想いとこの景色の告白にきっと喜んで頷いてくれると思うんです。

結婚しても奥さんには自分の世界を持っていてほしい。そしてお互いをリスペクトし、一緒にいる時間を大切に思い合いたいです。家事は分担して、生活の土台作りのご飯はクックパッド先生を頼りながら休みの日には奥さんが驚くような栄養バランスの良い美味しい食事を作ってあげたいな。