【限定写真あり】乃木坂46・生田絵梨花が本音で語った「難しいこと」

乃木坂46の生田絵梨花が、2020年3月より上演される舞台『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド ~汚れなき瞳~』でヒロインを務めます。今回は、ミュージカルの見どころや、本番に向けて努力していることをお届けします。

・『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド ~汚れなき瞳~』の舞台稽古中に、なにか苦労したことはありますか?

アンドリュー・ロイド・ウェーバーさんの楽曲は本当に美しい調べで、スワローの楽曲はどちらかというとスローテンポなものが多いんです。

英語詞は一音に一単語のせられるので伝えられる情報が多いのですが、日本語訳詞だと一音に一語だから、その分伝えられる言葉が限定されてくるし、その中にどれだけ思いを込められるかっていうのが課題ですね。

あとは、単純に音を紡ぐのが本当に難しくて…。日本語で歌うことの難しさを痛感しつつ、言葉の意味を伝えることと、楽曲としてのフレーズ感の出し方を稽古で模索している最中です。美しい調べだからこそ、歌いこなせるようにしたいですね。

・生田さんはこれまでにもミュージカルで実績を残していますが、先ほど仰っていた「歌いこなす」ために努力していることはありますか?

「ちゃんと歌う」ことは正解がないので、本当に難しくて…。

ただ、譜面通りに完璧に歌えることが、「歌いこなす」ではないと思っています。歌としての響きを綺麗にしようと意識する部分と、喋る部分の感情の入れ方やニュアンスを歌に生かすことができれば、歌の中でも「言葉」が生きてくるんじゃないかなと個人的には考えています。

・そんな「歌」はもちろんだと思うのですが、ほかにも見どころがあれば教えてください!

私が今の時点で印象に残っているのは、一幕の最後の楽曲で子供たちのすごくキラキラした歌声と、大人たちの圧を感じる歌唱が交互に交差する部分ですね。

そこは子供の純粋無垢さと大人の闇の対比が直感的に表現されていて、、個人的にすごく面白いなと思っています。

私が演じる「少女・スワロー」と春馬さん演じる「男(ザ・マン)」が、大きな渦に巻き込まれていく感じが表現されているので、「これからどうなっちゃうんだろう」ってドキドキしながら、物語の展開を楽しんでもらいたいなと思います!

今回はここまで!
明日も生田さんのインタビューを公開。美容好きは必見の内容となっています。

撮影/佐々木大輔 スタイリング/鬼束香奈子 ヘアメーク/吉田真佐美 取材/大塚悠貴 編集/岩谷 大

舞台情報

ミュージカル
「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド ~汚れなき瞳~」
2020年3月7日(土)~3月29日(日)
東京・日生劇場