――今年、約2年ぶりにソロ活動をしようと思った理由はなんでしょう？
本当は去年やりたかったんだけど舞台など他の仕事が入っていたので、今年こそはと思い、１年間ずっと準備していました。SUPERNOVAやDouble Ace（ユナクとのユニット）では表現できない、僕だけの個性や魅力を皆さんに見てもらいたいと思いました。

――見せたいのは、どんなパフォーマンスですか？
やっぱり歌ですよね。今回のアルバムで日本のアーティストさんの楽曲をカバーしたのは、僕自身が歌いたかったことに加えて、ヴォーカリストとして日本の歌謡曲やJ-POPなど幅広く歌えることを知って欲しかったからです。歌を聴かせたいと言う思いから、ジャケ写では刀のようにマイクを持って、侍が闘うように歌で勝負したい気持ちを表現しました。侍の武器が刀なら、僕の武器はマイクです(笑)

ーーどんなヴォーカリストでありたいと思っていますか？　理想はありますか？
僕は、メッセージ性のある楽曲を歌うヴォーカリストでありたい。僕自身の気持ちや想いを歌で伝えたいと思っています。今回のアルバムにどうしても収録したかったamazarashiの「ひろ」という楽曲を初めて聴いたときには、自分自身と重ね合わせて感動して涙を流してしまいました。そんな楽曲のように聴く人を感動させたり、応援する歌だったり、僕のメッセージを歌で表現したい。それがアーティストだと思うからーー。

――音楽性以外でSUPERNOVAとの違いはありますか？
韓国でデビューしてからもう13年ですから、グループのみんなといるとラクだしリラックスできるけど、ひとりだと緊張感があるし寂しい気持ちもあります。ひとりなんだから、もっとちゃんとしてなきゃいけないっていうプレッシャーや不安がありますね。

――ソロ活動について、他のメンバーからは何か感想やアドバイスはありましたか？
今回のアルバムは今までとイメージが全然違うので、最初はみんな「大丈夫？」って心配してましたが、ジャケ写やMVを見たゴニルが「こういうソンジェもいいかも！」って言ってくれました(笑)。グァンスくんも「すごくいいね」って言ってくれました。

――今後、ソロとしてはどんな活動をしていきたいですか？
日本の舞台にまた挑戦したいし、今後もソロとしてライブツアーを続けられるように頑張りたいです。特に今年は日本で活動している時間が多いので、僕の魅力を皆さんに披露できる1年になればうれしいですね。今まで日本の仕事が終われば韓国に戻っていましたが、今年は仕事がないときも日本にいていろいろ勉強したいと思っています。もっと日本で頑張りたいし、もっと歌いたい。僕はライブがもっともっとやりたいんですが、それにはアルバムリリースが必要ですよね？(笑)　でもシングルも出したいな～(笑)。
去年はSUPERNOVAの10周年でファンの皆さんと会える機会が多かったけど、今年はそれ以上に、SUPERNOVAでもDouble Aceでもソロとしても活動したいと思っています。