「メレンゲキッス」子どもと一緒にできるクッキングレシピ1

ケーキ屋さんで見かけるメレンゲのお菓子。ふんわり可愛い見た目や、ふわふわサクッとした食感は子どもたちも大好き♡メインの材料は卵白とお砂糖だけ。コツさえつかめばとても簡単に手づくりできちゃいます。色づけしたり、好きな形にするなどいろんなメレンゲ菓子がつくれるので、お子さんと一緒に工作気分で楽しめます。全5回にわたってご紹介するレシピ、まずは基本のメレンゲキッスの作り方をお届けします。

卵白を数回に分けて泡立てるコツさえつかめば、誰でも簡単にメレンゲスイーツができます!そして、泡立てる時にはハンドミキサーを使うのが断然おすすめです。キッスチョコみたいな形のメレンゲにフードペンで目を描けば、愛らしいメレンゲキッスが完成!

基本のメレンゲキッス(約30個分)

【材料】
卵白 ・・・2個分
塩 ・・・ひとつまみ
グラニュー糖・・・100g

【作り方】
➀ボウルに卵白を入れ、塩をひとつまみ入れたら白っぽくなるまで泡立てる。

②グラニュー糖を3回に分けて加えて混ぜ、メレンゲを作る。

Point1:卵白に塩を入れて泡立てはじめ全体が白くなってきたら、グラニュー糖スプーン1杯を加えてさらに泡立てる。

Point2:卵白のキメが整ったら、残りのグラニュー糖の半量を加えてさらに泡立てる。全体にツヤが出てきたら、残りのグラニュー糖を加える。

Point3:ボウルをひっくり返しても生地が落ちてこない硬さになるまで、しっかりと泡立てる。

③絞り袋に詰め、クッキングシートを敷いた天板に絞り出す。

Point4:絞り袋の丸型口金を使えば、キッスチョコのようなふんわり丸いシルエットに絞れる。

Point5:メレンゲを絞り袋に詰めクッキングシートを敷いた天板に絞る。フィニッシュで角を立てる。

④100度に予熱したオーブンに約1時間30分入れて焼く。

⑤お好みで、焼き上がってからフードペンで目を描く。

Point6:食用インクが使われている便利なフードペンは、製菓材料専門店やネットで購入できます。

Point7:焼き上がって冷ましたメレンゲにフードペンで目を描く。

余ったメレンゲスイーツで英国菓子“イートン メス”を作ろう
メレンゲ、いちご、生クリームを混ぜ混ぜして召し上がれ!


【材料(約2人分)】
余ったメレンゲスイーツ ・・・6~8粒
生クリーム ・・・100cc
グラニュー糖 ・・・10g
いちご ・・・6粒
ラズベリージャム・・・10g

【作り方】
➀ 生クリームにグラニュー糖を加えて泡立てておく。いちごは1/2にカットしておく。
② グラスに、メレンゲキッス1~2個を割り入れ、ホイップクリームといちご、ラズベリージャムの順に入れる。
③❷をもう一度繰り返して、最後にメレンゲキッスを飾る。ぐしゃぐしゃっとスプーンで混ぜながら食べる。

教えてくれたのは・・・太田さちかさん
芸術教育士/ケーキデザイナー。日本とフランスで製菓、芸術を学ぶ。アトリエ「My little days」「sachi & cakes」オーナー。https://www. mylittledays.info/著書『メレンゲのお菓子 パブロバ』(立東舎)。

料理/太田さちか 撮影/三村健二 取材・文/Viktoriya 編集/澁澤しょうこ

※VERY2020年2月号「子どもと一緒に工作気分でクッキング♪ 今日はおうちでメレンゲスイーツをつくろう!」
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。