「あつ森」のやり過ぎて疲れた…。そんなときに読みたいマンガ3選
JJ編集部のなかで珍しい男性編集部員のガンジーです。先日から編集部員や同世代のインフルエンサーのみなさんに「今だから読破してほしいオススメの本やマンガ」を聞いているのですが、今回マンガをオススメしてくれるのは編集者の小田明志さん。緊急事態宣言が発令されている今読みたい3冊を教えてくれました。
① 『銀河の果ての落とし穴 』
エトガル・ケレット
「イスラエルの「超短編作家」であるエトガル・ケレットの作品は、現実と空想の狭間にあるような幻想的なもの、びっくりするほど救いのないもの、そして一転ウソみたいにハートウォーミングなものなど様々ですが、どの短編も不思議と笑えてしまう。しかも、それが現実逃避的なユーモアではない、というところが大きな魅力です。緊急事態宣言下というある意味シリアスな状況下で読んでこそ、さらに「笑えてしまう」一冊です」
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② 『グレート生活アドベンチャー』
前田司郎
「自粛期間中の数日間「あつまれ どうぶつの森」をプレイしたのですが、その牧歌的な世界観からふと我に変えると「第二次世界大戦以降最大の危機」とも言われる現実世界が広がっている、というギャップを妙に面白く感じていました。グレート生活アドベンチャーも「僕は東京に生まれた。ちょうど魔王のいる洞窟に入ろうとしているところ。」という文章で始まり、RPGゲームと現実の区別がつかない世界観が展開される小説です。「あつ森」に疲れた人にオススメです」
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③ 『Cat Person』
クリステン・ルーペニアン
「3年前に雑誌『The New Yorker』に発表され、SNS上でバズりにバズった『Cat Person』を収録した短編集。ちょっといいかもと思った年上男とデートに行って、なんかちょっと違うかも?と思いながらもセックスもして、もう辞めたいかもと思ってるんだけど、それも言い出せない…。実は本を買わなくても原文がまだオンライン上(https://www.newyorker.com/magazine/2017/12/11/cat-person)で読めます。実は日本語よりもこちらがおすすめなので、時間がある今こそ読んで欲しい!」
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いかがでしょうか? 誰もが知ってる名作もいいけれど、知る人ぞ知る作品に触れることがことができるのも「おうち時間」の多い今だからこそ。しかも今回はオンライン上で読める作品も紹介してくれているので(英語だけど!)、気軽に読んでみてください。