前田敦子さん「子どもが1歳半に。髪を切ったらよりカジュアルな服が好きに」
まだおうち起点の生活が続く今ですが、ちょっとそこまでのお出かけだって、ルン♪ってなれる、〝靴のオシャレ〟をしてみませんか? 今回は、オシャレ有名人の靴選びの新基準を拝見! 今の気持ちを大事にした、地に足ついた選びをヒントにしたらこの秋の本命シューズが賢く見つけられそう。今回は、ママになり、女優として映画やドラマで大活躍の前田敦子さんが登場です!
女優
前田敦子さん
デニムジャケット¥38,000〈シュタンバウム〉 ショートブーツ¥128,000〈ジャンヴィト ロッシ〉(ともにアパルトモン 青山店) タンクトップ¥8,900(エイトン/ビームス公式オンラインショップ) スカート¥64,000(ナヌーシュカ/エストネーション) ピアス¥14,000(シャーロット ルベック/ウィム ガゼット 玉川髙島屋S・C店) 〈右手人差し指〉ダイヤ1ピースリング¥61,000 ダイヤ3ピースリング¥122,000 〈左手中指〉パールリング¥89,000(すべてミズキ/ロンハーマン) バッグ¥54,000(メディア/アパルトモン青山店)
▼子育て中でフラットばかり。
仕事やランチはヒールやブーツで気持ちを切り替えたい
▼感度の高さと履きやすさ
両立した靴っていいですよね
子どもはもうすぐ1歳半になります。だから普段はもっぱらペタンコ。今は仕事の打ち合わせくらいしかきちんとした格好で出かける機会はないですが、ショートブーツだったり、スクエアトウで今年っぽいディテールだと、気持ちも切り替わります。コロナが落ち着いて、ママ友とランチに行けるようになったら、このジャンヴィトロッシのような安定感のあるヒールのブーツを履いて出かけたいなと思っています。子育て中でもみんなオシャレをしてくるので、私もちゃんとしなきゃって。
先日の誕生日に「子育て中で最近オシャレできてないんじゃない?」って、友人たちからロエベのフラットサンダルをいただいたのですが、嬉しくてとってもテンションがあがりました。今は子育て中だから歩きやすさはマストだけれど、感度の高い靴を履くってこんなに気持ちがあがるんだと再認識したんです。どうせ履かないしって、自分では買う機会が減っていたので、ママになったからこその計らいも嬉しかったです。でも、考えてみれば、今お気に入りのマルジェラのタビは服がカジュアルでもそれだけで締まって見えるので頼りになる一足だし、グッチのスリッパも愛用していて、4年前に買ったファー付きのものは履きつぶしたほど。子どもに先に靴を履かせると「行こーよ!」ってどんどん行きたがる子なので、待たせずさっと履ける靴ばかりに手が伸びますが、それだけで感度の高さと履きやすさを両立している靴って最強ですよね。
服は、朝悩みたくないので、さらっと着ていかにオシャレに見えるか、を求めていて、どの組み合わせでもいけるような、シルエットのきれいな無地ものを集めるようになりました。子どもといると汚れるので、洗える無地。今日着たような無地のタンクは便利なので秋も着ます。この夏はPlageで3着ほど買いました。最近髪を切って、ますますカジュアルな服が好きになってきたので、こういうゆるっとしたジャケットもすごく好きになりました。
◉前田敦子さん
AKB48のセンターを務め、2012年の卒業後は女優業を中心に映画やドラマで活躍。プライベートでは1歳半の男の子のママ。
【information】
前田敦子さん出演の映画「コンフィデンスマンJPプリンセス編」が好評公開中。
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉 ヘア・メーク/高橋里帆〈HappyStar〉 スタイリング/安藤真由美〈Super Continental〉 取材・文/栗生果奈 デザイン/Permanent Yellow Orange 編集/城田繭子
*VERY2020年10月号「『私が今年の一足に求めるもの』からひもとく最旬ブランドカタログ」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。