【光り肌】で知的で元気に!イガリシノブさんの【40代の秋冬メーク】

さまざまなことが起こった2020年。時代が変われば素敵に見える見た目もメークも変わります。イガリシノブさんが考える元気そうに見えるメークは光を仕込んだ光り肌。イガリさんが橋本マナミさんにメークしました。

発光する肌とキリッと眉で内側からボジティブさが溢れる

私のイメージする元気な女性というのは、単純な明るさではなく、力強く、しっかりした人。コロナ太りしたら、「困ったな」ではなく、「ダイエットどう進めよう」とズバズバ先に進められる人。大人の元気ってそんな積極性とかポジティブさだと思います。骨格を際立たせ、眉毛と目をキリッとさせると、尊敬したくなるような知的で元気な女性になれます。

BEAUTRIUM 所属。確かな理論に裏付けされたメーク技術でその人のいいところを引き出し自信を与える天才。プロデュースするコスメ『WHOMEE』『BABYMEE』も絶好調。

教えてくれたのは……ヘア・メークアップアーティスト イガリシノブさん

HOW TO MAKE-UP

【BASE】3層重ねたツヤ下地の上にセミマットのファンデを重ね、さらにハイライターを部分的に仕込み、しっかり骨格が浮き出るようにする。 【EYE】モーヴ色を二重幅より少しはみ出し気味に入れ、上にブラウンを薄くかけ強くなりすぎないよう調整。緑のアイラインを上下に隠しラインで入れる。 【CHEEK】アイメークを引き立てるためにチークレス。 【LIP】セミマットなローズを輪郭通りに。

【BASE】光の層を仕込んで内側から輝く肌に

STEP1:水分で満たしたような艶と透明感を全顔に仕込む

顔全体に塗り、内側から輝く健康的な艶を作る。上に重ねてもヨレにくく、2000年の発売以来ロングセラーも納得の使いやすさと効果。ストロボクリーム ピンクライト 50㎖ ¥4,500 (M・A・C)

STEP2:コントロールカラーで肌ムラを補整しふっくらと

くすんでいる目の下や唇のキワなどにイエローをのせ補整します。紫外線カットや大気汚染ブロック効果も。フーミー コントロールカラーベース イエローグロウ SPF21 PA++ 15g ¥1,800 (Clue)

STEP3:湿度の高い下地で肌全体をトーンアップ

肌色がワントーン明るくなり、肌質もランクアップするベースを全顔に。しっとりテクスチャーでファンデをしっかりFIX する。フーミー トーンアップベースUV SPF30 PA+++ 30g ¥2,000 (Clue)

STEP4:顔の中心部はセミマットのファンデで押さえる

顔の中心部に伸ばし輪郭はほぼ塗らず小顔に。絶妙なカバー力が◎。クレ・ド・ポー ボーテタンフリュイドエクラマット 35㎖ ¥13,000(クレ・ド・ポー ボーテ)

STEP5:ハイライターを指で埋め込み顔の凹んだ部分をなめらかに

肌に溶け込むしっとり質感のハイライターを眉尻下、鼻側面、法令線の付け根に指のはらでトントンとつける。パウダー ポップ フラワー ハイライター ルナー ポップ ¥4,000(クリニーク)

【EYEBLOW】眉には角を

眉山を作るのではなく、直線に近い弓形の眉の下辺まで毛を足し、眉頭も角をつけて細長のボックス型に近い四角い眉に。

【FACE】ピンク×パープルで血色よく

眉全体にA をぼかして入れ、リキッドアイブロウで下向きに毛を描き、眉頭に角を作るとキリッとした意志の強いストレート眉に。最後にB を全体に重ねます。目元はD を二重幅よりちょっと広めに入れ、ほんのり血色感を出し、Cを重ねれば肌から浮きません。右、フーミー アイブロウパウダー r.m レディモーヴ ¥1,800(Clue)左、エレガンスアルモニー アイズ 06 ¥3,500(エレガンス コスメティックス)

強めのアイメークにはパウダリーマットの優しいローズピンクでフェミニンな血色感を足しバランスをとります。ルージュ・ジバンシイ・ベルベット No.13 ¥4,600(パルファム・ジバンシイ)

2020年『美ST』11月号掲載 撮影/三宮幹史(TRIVAL)〈人物〉、Youjin Lee(aosora)〈静物〉 ヘア/川畑タケル メーク/イガリシノブ(ともにBEAUTRIUM) モデル/橋本マナミ 取材/中田ゆき 編集/長谷川 智

美ST