【無印良品Part3ベストセラー誕生秘話】塩こうじからあげ

無印良品の話題作”塩こうじ唐揚げ”。誕生した裏側には、質にこだわった原材料や、味にこだわりが詰まっています。

教えてくれたのは
調味加工担当 Hさん
Café MUJI、Café&Meal MUJIでの店 舗 勤 務からメニュー開発担当を経て、現在、食品部調味加工を担当。

女性にこそ食べてもらいたい仕上がりです


一部店舗で取り扱われている冷凍食品。どれもクオリティが高いと話題の新定番商品ラインナップです。
「お肉を使った総菜はもともと全部で5アイテムありますが、飲食事業で開発担当をしていたときのデリのメニューを参考に開発しました。Café Meal MUJIでは食材を軟らかくするため、塩こうじをさまざまな料理に使っているのですが、そこからヒントを得た商品です。 うま味調味料を使わないこと、また原材料名を見たときに知らない名前のものが極力入っていないようにしたい、というところにこだわって、原材料をシンプルに仕上げています。」

凍ったまま電子レンジで加熱するだけ


自宅でつくったようなからあげを味わえる。塩 こうじからあげ 240g¥362

「また、ひとつ70gくらいと大きめサイズのからあげですが、さっぱりとした食味のむね肉を使って仕上げているので、からあげを食べるときに少し罪悪感があるような女性にもぜひ食べてもらいたいという思いがあります。塩こうじに漬けることで軟らかく、よりご家庭でつくった味に近づけたつもりです。冷凍食品というと手抜き感を感じる方も多いかもしれませんがそんなことはまったくありませんので、お弁当にとどまらず時間がないときの夕飯などの助けとして、どんどん活用していただけたらうれしいですね」

ほかにも多彩なラインナップ。食べきりサイズなのも◎。〈左〉チキンのフォー¥325〈右〉切れ端スモークサーモン¥269

なるべく聞いたことのない原材料なしでつくりたいという思いから、うま味調味料などは 一切使わず素材本来の味わいを生かします。

イラスト/吉岡香織(asterisk agency) 撮影/中林 香 取材・文/西村絵津子 構成/上原奈緒
※お問合わせ先はすべて無印良品 銀座です。