【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 7本目/100
「こんな食材、春巻きにならないかな?」など、
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは3本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
7/100
干し柿と大根、生ハムの春巻き
干し柿が美味しい季節になりました。干し柿は火を入れると、お茶請けより、おつまみに向いた味わいになります。今回と次回は、干し柿シリーズ。お正月のなますに干し柿を入れることから思いついて、大根と合わせてみました。大根は揚げるとホッコリ、今までとは違った美味しさを見せてくれます。
【合わせたいお酒】
クセのない春巻きなので、色々なお酒に合うと思います。
ワインだと、軽めの赤。
焼いた大根は、お芋的な美味しさが生まれるので、相性がいいです。
こたつに入って、食べたい春巻きをイメージして今回具材を考えたので、
純米酒などとも合わせたいですね。お燗にしても。
【材料】3本分
- 干し柿…2個
- 大根…5㎝
- 生ハム…1枚
- 春巻きの皮…3枚
- サラダ油…大さじ4
- 塩…少々
【作り方】
1.大根は2㎝角のスティック状に6つに切り分ける。干し柿は開いて種を取り短冊状に切る。生ハムは3つにちぎる。
2.春巻きの皮の上に、大根を横一文字に2本並べ、上に干し柿、最後に生ハムを並べ、巻く。
3.フライパンにサラダ油を入れ温め、2を並べ、弱火から中火で、全ての面がキツネ色になるまで揚げ焼きする。
4.美味しそうな色になったら、火からおろして油をしっかり切り、半分に切り分け、塩を添える。
動画でも紹介しています!島田さんによるコツなども聞けます!
【バックナンバー】
1本目:原木シイタケと生ハム、ゴルゴンゾーラの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
☎03-3574-8758
営業時間: 18:30~23:00
休:日、祝
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子