ビニール傘からできたバッグが今話題!【エシカルブランド①PLASTICITY】

最近、時事ネタでもよく取り上げ

最近、時事ネタでもよく取り上げられる、SDGs(Sustainable Development Goals)「持続可能な開発目標」。環境や人に優しい開発を求められるこれからの時代。それはオシャレの分野も同様に、サステナブルやエコロジーがキーワードになっています。
そこでそんな流れをいち早く捉えた注目のブランドから、私たちアラサーがオシャレに楽しめるアイテムだけをピックアップ。そのものづくりの背景や行程までも、じっくり味わいながら大切に所有したくなるアイテムばかりです。

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PLASTICITYここがすごい!

①廃棄されるビニール傘をリサイクルしたバッグブランド

日本では一年間で約8000万本のビニール傘が破棄されていると言われています。そして分解のしにくさからリサイクルが難しく、多くが埋め立て処理や焼却処分がされているという現実があります。
その素材を使いながら製造工程に可能な限り環境負荷がかからない方法を模索してたどり着いたのが、防水で汚れに強い傘の特性を活かしつつ、特殊な技術により、何層にも圧着する方法。ひとつひとつ人の手によって新しい製品へと生まれ変わります。

②「10年後になくなるべき」を目指した「柔軟性=(PASTICITY)」を持ったブランド

「PLASTICITY」は造語ではなく本来、「柔軟性」という意味も持っています。廃棄されるビニール傘というバッグの材料が手に入らなくなったら、環境問題の解決に近づけたサインであり、「柔軟性」を持って時代に変化していきます。日本が直面する、置き忘れや使い捨てによるプラスチックの廃棄問題――つまり、「PLASTIC」の問題を抱える「CITY」にフォーカス当て、それが近い将来に解決されるという思いを込めて「10年後になくなるべきブランド」を宣言しています。

代表アイテムを紹介!

    「PLASTICITY」は造語

    アイコンでもあるトートバッグは、傘の素材を余す事なく使う事から生まれた独特な形状がポイント。両サイドのホックを止める事によりワンサイズ小さな形状に変化して、内部の仕切りにより荷物や書類をスッキリと収納。ビニール傘の素材を4層に重ねる事で軽さはそのままにしっかりとした強度も兼ね備え、ペットボトルやPCなど5kgほどの重量も入れられます。
    左・トートバッグ ラージ¥14,300~
    右・トートバッグ スモール¥11,000〜

    「PLASTICITY」は造語

    ビニール傘の持つ防水性はそのまま!内部に綿を入れてキルティング加工を施してあるので、たった165gの軽量ながらクッション性もバツグンのクラッチバッグ。突然の落下も防げる付属のストラップや内ポケットなど細かな機能も充実。オフィスでも使いやすいアイテムです。付属のストラップを外す事によりバッグインバッグとしても活躍、間違いなし!
    右・キルティングクラッチバッグ¥9,900

    ミニマルながら必要最低限の持ち物が入るマルチショルダーは、スマホや小銭、鍵などを入れることができるメイン収納のほかに外側にはカードポケットやフリーポケットなど収納が充実しています。コードには細いながら耐久性の高い丸コードを採用し、長さの調整もご自由に可能です。デイリーユースやアウトドアで活躍するマルチなミニショルダーです。
    左・マルチショルダーケース カラーモデル¥7,370

PLASTICITY(プラスティシティ)
https://plasticity.co.jp/

撮影/新井修一 取材/さとうかなこ 構成/CLASSY.編集部