【レシピ】料理家・野口真紀さんのひとり呑みレシピ

子育てもひと段落した料理家の野口真紀さんは、ひとりでサクッと、おうち呑みをする習慣が生まれたそうです。

そんな野口真紀さん、
ひとり呑み時間をもっと豊かにするために
スケートボードに乗って器を行商する塚本憲央さんに、スタイリングをお願いしてみました。

さて、塚本さんはどんな器を持ってきてくれたのでしょうか?
塚本さんの選んだ器や、野口真紀さんとのやりとりは、ぜひ発売中のHERS春号をチェックしてみてください。
今回は、誌面で紹介した料理のレシピを特別に公開します。
こちらの写真は、いつもの野口さんのスタイリング。

 

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■タコのガリシア風 ※写真手前

【材料】

  • 茹でタコの足(刺身用…1本
  • じゃがいも…2個
  • A塩、こしょう…各適量
    マヨネーズ…適量
    スモークパプリカパウダー…適量
  • オリーブオイル…適量
  • イタリアンパセリ…適量
  • レモン…適宜

【作り方】

1.タコは薄切りにする。じゃがいもは皮つきのまま蒸し、5mmほどの輪切りにする。

2.器にじゃがいもを並べてタコをのせ、Aを順にふってオリーブオイルをまわしかける。セルフィーユ、お好みでレモンを添える。

 

■ピンチョス ※写真右奥器、左側

【作り方】

1.楊枝に砂肝のコンフィ、ブラックオリーブ、セミドライトマトを1つずつ順番に刺す。

 

・砂肝のコンフィの作り方

1.下処理済みの砂肝300gは水けをふき取り、ジッパー付き保存袋に塩大さじ1/2とともに入れてよくもみ、冷蔵庫で一晩おく。

2.1の水分をよくふき取り、厚手の鍋に入れてオリーブオイル1カップを注ぎ、弱火でコトコト煮る。油の温度が上がりすぎたら火を止めて少し冷まし、再び過熱。これを繰り返して1時間ほど煮たら、赤唐辛子2本とにんにくスライス2片分を入れてさらに1時間ほど煮る。竹串をさして柔らかくなっていたら、蓋をしてそのまま冷ます。

・セミドライトマトの作り方

1.プチトマト2パックはヘタを取り、横半分に切る。

2.天板にオーブンシートを敷いて1を並べ、170℃に予熱したオーブンで1時間ほど焼いてそのまま冷ます。

 

 

■サーモンとサワークリームのオープンサンド ※写真右奥器、右側

【材料】

  • Aサワークリーム…100g
    紫玉ねぎ(みじん切り)…1/4個
    ディル(ざく切り)…適量
    マヨネーズ…大さじ1
    塩、こしょう…適量
  • ライ麦パン…適量
  • スモークサーモン…適量

【作り方】

1.ボウルでAをよく混ぜ合わせる。

2.軽くトーストしたパンにスモークサーモンをのせ、1をのせてディル(分量外)を飾る。

 

 

撮影/キッチンミノル

 

野口真紀
料理研究家。料理雑誌の編集者を経て、現在の道へ。家族が喜ぶ栄養満点のおかずから、ワインに合うつまみまで、幅広いレパートリーを持つ。著書に『ぱらぱらきせかえべんとう』(アノニマ・スタジオ)など多数。
Instagram:@makinoguchi1022