広末涼子さんが40歳になって見つけた「挑戦するオシャレ」＜キラキラ＆ドット編＞
10代でデビューし、そのピュアな透明感と清潔感が未だ私達の記憶にある広末涼子さん。
クリアな肌や瞳、軽やかな佇まいはそのままに、昨年、40歳を迎え、私たちと同じSTORY世代に。3人の子供の母と女優業に多忙な広末さんが、40歳になって見つけたのは、ママOFF時間の新しい幸せとオシャレ。40歳で挑戦する5つのオシャレをお届けします。今回は4&5個目の挑戦するオシャレをご紹介。
前編はこちらです
＜挑戦アイテム4＞キラキラ
ナノサイズ＆メタリックにキュンと心ときめいて
「子供と一緒の時も仕事の時も、バッグはどうしても大きめに。この必要最小限の荷物しか入らない、ミニマムなサイズ感に心がときめきます」
ショルダーバッグ￥64,900（ピエール アルディ／ピエールアルディ 東京）シャツ￥18,700（A_）パンツ￥33,000（エレ ストリオフ）ピアス￥26,400（モダン ウィーウィング／ビームス ハウス 丸の内）
デイリーデニムもキラキラ靴で 一気に非日常顔に
「デビュー当時からボーイッシュなイメージが強く、甘いアイテムはどちらかというと苦手なほうでした。だから、若い頃は、キラキラしたミニバッグや靴はパーティの日の特別なアイテムだったもの。40歳の今、それをママOFFの日のデニムやカジュアル服にさりげなく合わせてみる――。ワクワクを日常に作るのは自身、そんなふうに実感します」
シューズ￥137,500（ジミー チュウ）ジレ￥41,800（エッセン.ロートレアモン）カットソー￥9,900（ebure／ebure GINZA SIX店）パンツ￥27,500（スターウエスト／RHC ロンハーマン）バッグ￥4,290（モヒ／ジャーナル スタンダード レサージュ 銀座店）ネックレス￥24,200（GABRIERA ARTIGAS／LE PHIL NEWoMan 新宿店） ※情報は2021年6月号掲載時のものです。
＜挑戦アイテム5＞ドット
モノトーンの大柄ドットなら潔くモードな印象に
「年齢を重ねても変わらず好きなのが〝ドット〟。10代で始めた女優のお仕事と同様に飽きることがありません。これまでは、小柄を身に着けることが多かったのですが、40歳の今はコントラストの効いた大胆な柄が気分。モードな雰囲気のモノトーンは、ドットの甘さに媚びることなく、大人の遊び感を潔く楽しめる気がします」
スカート￥96,800（アッシュ／コロネット）カットソー￥12,100（エッセン.ロートレアモン）カーディガン￥42,900（CaBaN／CaBaN 代官山店）バッグ￥28,600（オルセット／オルサ）シューズ￥37,400（ペリーコ サニー／アマン）リング￥38,500（サンズ サンズ／RHC ロンハーマン）ピアス￥11,000（メラキ／フラッパーズ）
年齢にはこだわらない私も、やはり〝40歳〞という響きは特別なものがあります。10代とは環境や立場も変わったけれど、意外と根本的な部分は変わってなくて。14歳で憧れの世界に踏み込み、どんどん階段を上らせてもらって。そこで感じたプロフェッショナルへの憧れは、今も変わりません。
20年以上、演じ続けていても、柔道着で人を投げたのは、昨日の撮影が初めてで（笑）。〝好き〞を軸にしていれば何年経っても「初めて」を見つけられる。逆に、好きじゃないと同じことの繰り返しに感じたり新しいことに踏み込めなかったりするのでしょう。
20代の頃はやり尽くした感があったけれど、30代で役の幅が広がって「まだまだだな」と感じて。40歳になった今は、子育てに家事と、手も時間も足りないけれど、お芝居に対する集中力は増して、ある意味楽になりました。
それに、家族やママ友、スタッフと、頼れる人たちがいるから安心して仕事ができる。だから40 代の今、もう一歩新しいステージへと挑戦したい――そんなふうに思っています。（広末さん）
撮影／三瓶康友 ヘア・メーク／山下景子（KOHL） スタイリスト／竹村はま子 取材／石川 恵 ※情報は2021年6月号掲載時のものです。