【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 65本目/100
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」 まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピはミニサイズ4本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ3。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
65/100
苺とマシュマロの春巻き、山椒風味
暖炉または焚火でマシュマロを焼いてフウフウしながら食べる。子供なら一度は憧れる光景です。雨でもマッチで焚火を起こせる、という無駄な特技をもつ私ですが、ついぞ焼いたこともなく半世紀が過ぎました。そんな憧れを春巻きにしてみました。おそるおそる齧ると甘くてトロン。童話に出てきそうな味に。でも大人なので、やはりお酒のおつまみなのです。
【材料】ミニ春巻き4本分
- マシュマロ…4個
- 苺…4個
- 粉山椒…春巻き1本につきひとつまみ
- 春巻きの皮…2枚
- サラダ油…大さじ3
【作り方】
1.マシュマロと苺、春巻の皮は縦半分に切り分ける。
2.春巻の皮の上に、苺を切り口を上にして斜めに並べ、その上にマシュマロを載せたら粉山椒を散らしてしっかり巻く。
3.フライパンにサラダ油を入れ中火で温めたら、春巻きを苺の面を下にして並べる。こんがり焼けたら裏を返し10秒間(ゆっくり数えて)揚げ焼きする。
4.同じように側面も10秒ずつ火を入れたら、油をよく切って、そのまま盛り付ける。
※マシュマロが溶けて皮からはみ出るのを最小限にするために、まず苺の面をじっくり焼きます。ほかの面は10秒程度揚げ焼きすれば、ちょうどよい溶け具合に仕上がります。もちろん、溶け出てしまっても美味しいですよ。
【合わせたいお酒】
辛口のスパークリングワイン。シャンパンではなく、スペインのカヴァやイタリアのスプマンテなど、泡立ちが繊細過ぎないものとのほうが楽しいです。
【動画でも作り方を紹介しています】
【バックナンバー】
25本目:グリーンアスパラガスと、その皮、ちりめんじゃこの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
03-3574-8758
営業時間: 18:00~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子
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