暑い日にアイスコーヒーが欠かせないという人、多いですよね。前回ご紹介した「自宅で美味しいアイスコーヒーを淹れる方法」に続き、UCCコーヒーアカデミー専任講師の村田果穂さんに教えてもらったアイスコーヒーの楽しみ方をご紹介します。
グラスを変えると味わいも変わる！
村田さんは、コーヒーの抽出技術を競う「ジャパン ブリューワーズカップ2014/2015」で準優勝という経験を持つ、コーヒーのプロ。そんな村田さんによると、アイスコーヒーは注ぐグラスによって味わいがかなり変わるとのこと！
細長いグラスに淹れた場合、顎を上げるようにして飲むため、のどまでストンとアイスコーヒーが落ちていき、より苦みやコクを楽しむことができます。
一方で、幅広のグラスの場合はアイスコーヒーが舌の上をゆっくりと通るため、酸味を感じやすくフルーティーな味わいを感じやすくなります。
同じアイスコーヒーでも味が変わるのはちょっと不思議ですが、試してみると楽しいですよ！
アレンジでいつもと違うコーヒーも楽しんで
そんなアイスコーヒーですが、毎日飲むならアレンジレシピを加えることでさらに楽しむことが出来ます。今回は夏にぴったりな爽やかアレンジレシピを2つご紹介します！
【コーヒーサングリア】
材料（アイスコーヒー1杯分）
- アイスコーヒー（DRIP PODで淹れる場合、「ハワイコナブレンドカプセル」がおすすめ！）……1杯
- 冷凍マンゴー……2～3粒
- 冷凍パイン……2～3粒
- ガムシロップ……小さじ1
- 氷……80～100g
つくり方
１．急冷式アイスコーヒーに、ガムシロップ・冷凍マンゴー・冷凍パインを入れ軽くつぶすように混ぜ、トッピングにも冷凍マンゴー・冷凍パインを乗せる
トロピカルな味わいが夏らしく、コーヒーの苦みが緩和されるため「コーヒーは苦いから苦手……」という方にもおすすめです！
【コーヒーモヒート】
材料（アイスコーヒー1杯分）
- アイスコーヒー（DRIP PODで淹れる場合、「マンデリン＆ブラジルカプセル」がおすすめ！）……1杯
- ライム……1/2個（※1/4ずつにカット）
- 炭酸水……70ml
- ガムシロップ……12g
- 氷……60～80g
- ミント……お好みで
つくり方
１．急冷式アイスコーヒーに、ガムシロップ・絞ったライム・ミントを入れよく混ぜる
２．炭酸水を注ぎ入れ、ライムやミントを飾れば完成です！
すっきりと飲みやすい大人の味です。見た目も華やかなので来客時に出したら喜ばれそう！
淹れ方やグラスによってその味わいが大きく変わるアイスコーヒー。
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取材・文／松本果歩