都会の喧騒から離れ、周りにはほぼ何もない!自然を独り占めできる奄美大島の南端にあるリゾートホテル「THE SCENE」。読者の前川真奈美さん(45歳)が体験してきた様子の後編をお届けします。
楽しさが倍増するオプションのアクテビティ!
今回オプションのアクテビティも体験してみました。まずは気持ちよい海風を感じながら青い海を堪能できる「サンセットクルーズ」(¥5,500/1時間)。ホテル裏の桟橋から定員7~10名のボートでホテル周辺を巡ってくれます
しっかりと日焼け対策をして楽しみました。
目の前に広がるの大自然にうっとり。
本当に会えた!海がめに会えるシュノーケリングも
今回の旅の一番のワクワク体験は「ウミガメ探しシュノーケル」(¥8,800/1時間)。シュノーケリング初心者でも大丈夫、丁寧にインストラクターのみなさんがレクチャーしてくれ、もちろんウエットスーツなどもレンタルなので気軽に参加できるツアーなのです。ホテルのお庭で息の使い方などを教えてもらったら海の中へGO!
遠浅の海の中をインストラクターさんと一緒に探すのですが、インストラクターさんがどんどん先に泳いで行き海がめを探してくれるという贅沢なツアー。ほんの数分で「見つけましたよ~!」の声が、早速向かってみると・・・いました!海がめが!あとで聞くと出会った海がめは長老と呼ばれている大き目の海がめだそうでとってもラッキーだったそうです。
海から上がったらホテルの天然温泉でのんびりタイムを
ホテルにはなんと奄美大島唯一の天然温泉が、しかも海を臨む露天風呂があるのです。海でちょっぴり冷えた身体を芯から温めてくれる温泉、7:00~24:00までいつでも入れるのも嬉しいポイントです。お湯は塩分を含み湯冷めしにくくツルツルのお肌の効果も。
旅のお楽しみのひとつの食事も最高級♡
ホテルステイでのお楽しみのひとつはやっぱりお食事。ここ「THE SCENE」では一流のシェフが監修したメニューをいただけるのです。今回は2泊だったので夕食は和食とイタリアンでしたがどちらもとろけそうになるくらい美味でした。
和食は女子に嬉しい小さいポーションで色々なお料理を楽しめる会席スタイルで供されます。監修は「割烹へぎそば宍倉」の宍倉利一料理長監修。
先付から始まり、前菜は6種類のお料理が乗ったプレート仕立で、椀物、造里、進肴、焼物と続き、〆のお食事は大分産鮎の土鍋ご飯です。
テラダ貝の浜茹でやアスパラガスのすり流しなど美しい前菜は、盛り付けかたも真似して みたいかわいさ。
奄美産の黒鮪、イラブチ、夜光貝など珍しいお造りに舌鼓。
「地元食材をこんなに美しく仕上げたお料理をいただけるのは本当に幸せでした」(前川さん)
イタリアンは「カノビアーノ」の植竹隆政シェフ監修。薩摩たか海老とカラスミ冷製カッペリーニという贅沢なアンティパストから始まり、メインは鹿児島黒牛ランプの炭火焼きポルチーニのソースこんがり焼き野菜添えなど7メニューでのコース仕立て。
アンティパストの「薩摩たか海老とカラスミ冷製カッペリーニ」
メインの「鹿児島黒牛ランプの炭火焼きポルチーニのソースこんがり焼き野菜添え」。「すごいクオリティでびっくりしました」(前川さん)
朝食は焼きたてのパンや地元飯もあるブッフェを
朝食はブッフェスタイルなので、自分のペースに合わせていただけます。いろいろな種類のあるパンや新鮮野菜の洋食から、奄美大島名物の鶏飯などさまざまなメニューが並んでいました。
焼きたてパンはそれぞれに深みのある味わい。「特に発酵バタークロワッサンはバターの風味が最高でした」(前川さん)
ご飯の上に鶏肉や錦糸卵をたっぷりのせて鶏スープをかけて食べる鹿児島の郷土料理の鶏飯。
心も体もすっきりとできた2泊3日の贅沢な時間
大自然の中で過ごした3日間、いろいろなアクテビティを楽しみ美味しい食事をいただき明日への活力となった旅もこれでおしまい。最後に素敵なホスピタリティを提供してくれたスタッフさんとパチリ!「本当に素敵すぎる時間を過ごさせていただきました。ここは大人だけでなく子どもも絶対に楽しめる場所だと思いました。今度は娘と一緒に来たいな!と思いました」(前川さん)
「THE SCENE」
鹿児島県大島郡瀬戸内町蘇刈970
1泊2日(夕朝食付2名1室) 平日¥35,200~ 休日¥39,600〜
「快眠体質プラン2泊3日」1名¥110,600~(1日3食付き・空港までの送迎付き)
取材・文/西岡直美