優木まおみさん 「生きる活力が湧かない。産後の暗い気持ちを救ってくれたのがピラティスでした」

0、1歳の赤ちゃんと過ごす新米ママたちがゆるく繋がれる場になれたら、との思いからスタートした「VERY児童館」。9/28に開催された第22回目は、スポーツの秋! ということでVERYモデルであり、ピラティスのインストラクターでもある優木まおみちゃんをゲストに迎え、産後ママに優しいピラティス、「マオビクス」のレッスンを開催! 今回は1000名を超える応募があり、当日もたくさんのママたちがまおみちゃんと一緒に体を動かして「すっきりしました!」「気分転換になった!」などうれしい感想をたくさんいただきました。

■VERY児童館とは…

コロナ禍の中で出産されたママたちと繋がりたい!応援したい!とスタートした「VERY児童館」。おうち時間が長くなっている新米ママのみなさんの、ちょっとした息抜きや気分転換になれるようなオンラインでの集いを月に1回開催しています。

 

 

毎日曇り空…、暗い気持ちに押しつぶされそうだった産後

「見た目がどうとかだけじゃなく、生きる活力がわいてこないとか、ただ朝起きただけで疲れてる(そもそも寝れてないし)毎日曇り空みたいなどんよりした気持ちが続いて…」切迫早産で2週間入院、2人目を出産後はあまりにも体がぼろぼろで1人目の時と比にならないくらいのダメージだったというまおみちゃん。なにか動き出さないと、どんどん無気力になっていってしまう気がして通い始めたのが近所のピラティスサロン。すると、身体の変化より先に気持ちの劇的な変化にびっくり。「頑張って運動すると帰りにはすごく気持ちが楽になっていて、スキップして歩きたいような(笑)とにかく、気持ちがいい!」長く続けていくうちに身体がどんどんラクになってきたけど、それ以上に「ああ、なんか生きるって、まだまだ楽しいこといっぱいだぁ」とか、「子どもと一緒にいろんなとこ行ってみよう」と、元気が湧いてくることにすごくはまってしまったそう。

 

ピラティスは、今、生きている自分に集中できる時間

「生きていると日々いろんなことを考えて、ずっと慌ただしく「あれしなきゃ」「これも終わってない」ってずっと頭の中がマルチタスク、ウィンドウ開きっぱなしの状態なんですよね。赤ちゃんのいろんなお世話で必死なママは特にそうだと思うんです。でも、ピラティスの時間だけは「背骨、背骨、背骨!」と目の前のことに集中、自然とシングルタスクに切り替わってる。今日、今生きてる自分に集中して呼吸を促していくと、自律神経のスイッチがずーっとストレス状態の交感神経優位だったのから、不交感神経に切り替わって心と身体が整っていくんです」産後の不調から抜け出すきっかけになったピラティスへの思いを語るまおみちゃんの言葉は、赤ちゃんのお世話でつい自分のケアがおろそかになりがちな産後ママに響くものばかりでした。

 

たくさんのママたちを元気にしたい!という思いで、
ピラティス インストラクターの資格を取得

ピラティスをしたくても、そもそも赤ちゃんとずっと一緒のママがサロンにいくことって難しい。でも、ちょっとでも多くのママに広めたいという気持ちから、まおみちゃんはインストラクターの資格を取得し、その後「マオビクス」がスタート。おうちでできるような易しいレッスンや、子どもが大きくなって着たら親子で一緒にできるプログラムなどを考案、人気を集めています。今回のVERY児童館では、難しいポーズに挑戦…! ではなく、「セルフセラピー」に軸をおいてママたちの身体をほぐす、マッサージ多めのプログラムでレッスンを開催してもらいました。

 

画面越しから、多くのママのすっきり清々しい笑顔がたくさん見られた今回の児童館。横でころんと転がりながらママのポーズに笑顔になる赤ちゃんの姿も♡ まおみちゃんのレッスンのハイライトは一部VERY児童館のインスタグラムで公開しているのでぜひ、見ていただけたらうれしいです。

 

取材・文/北山えいみ

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