円安時代の海外旅レポート! タイ・バンコクで大人の休日 〜出発からホテル滞在編〜

旅とホテルが大好きな、ライター加藤牧子です。

ようやく海外旅再開の兆しが見えてきた今年の夏、本格的に海外に行き始めた友人も増え、私も短い期間でしたがやっと行ってきました!

東南アジアの中でもいち早く観光客の受け入れに動いていたタイは、現在行きやすい海外旅行先の筆頭株。急激な円安でタイにもどんな影響が出ているのか不安でしたが、今回は久しぶりのバンコク弾丸旅の様子をお届けします。

この日は仕事後に羽田空港国際線ターミナルへ。まだ減便が多いので以前に比べると空いていましたが、出国審査を終えて制限エリアに入ると出発に向けてテンションも上がります!

とはいえ2年半以上も国際線はご無沙汰だったので、いつもの国内線に搭乗する感覚でルールを忘れ税関でうっかり飲み物を没収されたり(苦笑)月日が経つとこんなに忘れてしまうとは…事前にちゃんと確認しておかないとダメですね。

乗った瞬間から海外気分を味わえる外資系航空会社も魅力的ですが、今回は国内の航空会社を応援したくてANAで一路バンコクへ!
優しい笑顔で迎えてくれたクルーのおもてなし、久しぶりの国際線機材や機内食さえも感慨深く、思わずうれしさが込み上げます。

6時間以上のフライトもモニターマップを見ながら寝落ちしていたら、あっという間にバンコク・スワンナプーム国際空港へ到着です!

以前は長い到着通路の両脇にずらりと並んだ白や紫のオーキッドが華やかで素敵だったのに、無くなっていたのが個人的にはちょっと残念でした。

しかしバンコクの空港ではうれしい誤算も!
いつ訪れても大行列の入国審査が今回はガラガラ。やはり入国カードが無くなった影響なのか?イミグレに並んで10分足らずで入国できました。

さて空港に着いたらさっそく両替。
到着フロア(2階)の両替所はレートが少し高めなので、2階から地下1階まで降りてエアポートレールリンク発券所の奥の両替所へと向かいます。

気になる両替レートは、1万円=約2,600THB(タイバーツ)体感的に1万円の両替金額が数年前とはずいぶん違います。まさに円安突入ですね!

久々にバンコクの日常を感じたくて、空港からはタクシーではなくエアポートレールリンクで移動。皆さんマスクをしっかりと着用しており、日本人と同じような意識の高さを感じました。

終点のパヤータイ駅からはBTS(バンコク・スカイトレイン)に乗り換えプルンチット駅で下車。駅からホテルは通路直結で雨の日でもスムーズな『オークラ プレステージバンコク』へ。
http://www.okurabangkok.com/ja
ホテルがあるビルの1階にはカフェやコンビニもあり、とにかく便利で快適なホテルです!

仕事終わりにそのまま日本を発った初日、華やかすぎるホテルだと久しぶりの海外の非日常感に興奮してよく眠れないかも…と予想して(笑)
移動の疲れを取るためにも、到着日は落ち着いて休める日系ホテルを選択しています。

円安の影響が気になるものの、デラックスダブルのお値段は1泊1部屋(朝食付き)3万円ほど。
(宿泊時期や予約サイトによって変動しますが)コロナ前は2万円台後半のイメージだったので、若干高くなったかな…という印象。それでも日本に比べればまだリーズナブルです!

ホテルが大好きなので予約前に色々なサイトで調べましたが、バンコクは5つ星ホテル激戦区のせいか超ラグジュアリーホテル以外は、円安でも今はまだ値上げ幅が比較的少ないと思いました。ハワイや欧米のホテルが高騰中なので、バンコクの値上げ幅が穏やかに感じます。

仕事帰りの羽田深夜発だとバンコクは早朝着。早朝の空港はカフェも空いていないので、ホテルに着いたら体に優しい和朝食をすぐに頂けるのも、到着日にオークラやニッコーなどの日系ホテルを個人的には選ぶ理由です。

オークラでの朝食、和食レストランの『山里』は早朝から営業なのもうれしい。日本と変わらないホテルの朝食は、ふっくらとした焼魚と出汁の効いたお味噌汁が絶品で、寝不足の胃にもしみじみと沁みます!

レストランやフロントと同じ29階にはバンコクの大使館通りを見渡すオープンスペースが。来るたびに新しい高層ビルが建設され、バンコクの勢いや経済発展を感じられる眺望が広がります。

午後一お部屋の準備ができたのでチェックイン。大きな窓は斜めL字型に配置されているので、高層階からの景色をしっかり見渡せます。
シンプルな内装ですが、バスルームは洗い場と別でトイレも独立型なので水回りも使いやすく、静かにゆっくりと過ごすには最高です!

海外では現地のコンビニやスーパーを見るのも好きなので、隣接している駅構内のコンビニへ。
相変わらず日本食は人気でおにぎりの種類も豊富ですが、一個39バーツ・約150円?!もはや日本のコンビニと変わらないお値段にびっくり。

ちなみにホテルのあるビルは日系企業も多く、1階には『九州じゃんがらラーメン』のカウンターも。149THB(570円)〜259THB(1,000円弱)日本よりもスープはあっさりでした(笑)

ホテルからサイアム方面へ向かい、バンコクに来たら必ず立ち寄るパワースポット『エラワン祠』へ。またタイに無事に来られたお礼と無病息災をブラフマーと呼ばれる神様(仏像)に祈ります。

ショッピングモールは以前に増して超高級ブランドの出店が多く、ラグジュアリーニーズに驚くばかり。高級レストランは日本と変わらない価格ですが、まだ観光客は戻っていない様子。到着日の疲れもあり結局ホテルに戻ってまた和食を。年々海外に行っても和食の頻度が増えてます(笑)

オークラの和食『山里』は、バンコク駐在員の間でも高級居酒屋のように使えるという評判通り、単品メニューも多くて高級ホテルのレストランにしては比較的リーズナブル。年齢的にも毎日タイ料理はさすがにヘビーなので、ヘルシーな和食は家族連れでもやっぱり安心!

お部屋に戻るとターンダウンが済んでおり、オークラらしい枕元の折り鶴にほっこり。冷房が効いてひんやりパリッとしたシーツが気持ちよく…そのままベッドへ沈むように爆睡です。

この時はまだ出国前72時間以内のPCR検査が必要だったので、翌朝はホテル近くのクリニックへ検査を受けに。

バンコクでは美容クリニックが検査所を併設している事も多く、私は24時間以内に検査結果が届くコースにしたので、2,900THB(約11,000円)と中々いいお値段。当時はPCR検査で陽性反応が出たら次に陰性反応が出るまで帰国できないため、結果が出るまで内心ドキドキでした。

検査後は少し高級なスパ『レッツ リラックス』でアロマオイルマッサージを。足裏や指圧のドライマッサージは安価ですが、アロマオイルマッサージは60分1,200THB(約4,600円)+でチップも渡すので、日本と比べて昔ほどのお得感はやはり無くなってきたな…と実感。

チェックアウト後は、バンコクのオアシス、チャオプラヤー川沿いにある大人気のラグジュアリーホテルへと向かいます!

(次回へ続く)

※価格は2022年9月現在の為替レートに基づいて表記しています。

ライター・加藤牧子

不規則で多忙な仕事のモチベーションは、美味しい食事と癒しの旅!まだメジャー過ぎない穴場のホテルやリゾート探しが趣味。最近はLCCのおかげで弾丸旅もパワーアップ!忙しい女性に向けてリラックスできる旅、安心して過ごせる母娘旅の提案や、手の届くラグジュアリーな旅情報をご紹介します。

おすすめ記事はこちら

・夏休みの沖縄でもリーズナブル!那覇から20分で絶景ブルーの海が広がる『ナガンヌ島』へ
・箱根をもっと気軽に!大人のソロ活にも最適なラグジュアリーホテルへ
STORY