旬の食材を使うレシピを含めて3品の美味しい定番料理をご紹介。今回はビビンバのレシピをご紹介。

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◯ 今回教えてくれたのは…

料理家・フードスタイリストとして雑誌や広告、食に関するブランディングなど幅広い分野で活躍中。素材の味を生かす料理とコーディネートのセンスの良さに定評あり。

５種のきのこのビビンバ

＜INGREDIENTS＞
・ご飯……2膳分
・大葉（千切り）……お好みで

A
・しめじ（石づきをとってほぐす）……1/2パック
・エリンギ（横に半分、縦に6等分に切り、
・ごま油小さじ1と和える）……2本
・しいたけ（石づきをとって薄切り）……4個
・舞茸（石づきをとって大きめにほぐす）……1パック

B
・えのき（みじん切り）……1袋（約200g）
・醤油……大さじ2
・日本酒……大さじ2
・砂糖……大さじ1
・にんにくすりおろし……小さじ1/2

＜METHOD＞

※オーブンを200℃に温めておく。

1. オーブンの天板にクッキングシートを敷き、Aを並べ10分焼く。

2. ボウルを4つ用意して、1のきのこ類をそれぞれ調味料（分量外）で和える。
しめじ→ごま油（小さじ1）、にんにくすりおろし（小さじ1/4）、塩（少々）
エリンギ→にんにくすりおろし（小さじ1/4）、醤油（小さじ1/2）
しいたけ→ごま油（小さじ1）、にんにくすりおろし（小さじ1/4）、塩（少々）、黒七味（少々）
舞茸→ごま油（小さじ1）、にんにくすりおろし（小さじ1/4）、塩（少々）、黒こしょう（少々）

3. 小鍋にBを入れ、木べらなどで時々混ぜながら、弱めの中火で4～5分、ねっとりするまで煮る。

4. 器にご飯を盛り、2と3を上に並べて、お好みで大葉を飾る。

HIROKO's comment

焼いたきのこは、水分が抜けて旨みが凝縮されるため、美味しさ倍増！　きのこの種類ごとに味付けを変えるときも、オーブンで全部一気に焼いてしまえば、手間もかかりません。あえて肉などは使わず、秋の味覚を存分に味わうビビンバです。

鰤と３種のネギのビビンバ

＜INGREDIENTS＞
・ご飯……2膳分

A
・鰤の刺身……100g
・ごま油……小さじ1
・にんにくすりおろし……小さじ1/2
・コチュジャン……小さじ1
・醤油……小さじ2
・粉唐辛子……小さじ1/3
・ごま……小さじ1

B
・長ネギ（太めの白髪ネギにする）……8㎝
・ごま油……小さじ1/2
・塩……少々
・粉唐辛子……小さじ1/4

C
・わけぎ（小口切りにする）……3本
・ごま油……小さじ1
・鶏ガラスープのもと……小さじ1/4

・アボカド（スライスする）……1/2個
・フライドオニオン……お好みの量

＜METHOD＞

1. 鰤を1.5㎝角に切り、Aをすべてボウルに入れて和える。B、C共に各々のボウルに入れて和える。

2. 器にご飯を盛り、1とアボカドを上に並べて、フライドオニオンをのせる。

HIROKO's comment

ベーシックなビビンバの味付けに近いレシピ。コチュジャン等で和えた鰤、鶏ガラスープやごま油で味付けしたネギ・わけぎを、よく混ぜると絶妙な味のハーモニーを奏でます。アボカドとフライドオニオンを加え、食感にもこだわりました。

三つ葉とせりと豚肉のビビンバ

＜INGREDIENTS＞
・ご飯……2膳分

A （合わせておく）
・すだちの搾り汁……2個分
・砂糖……小さじ1/4
・ごま油……小さじ1

B （ボウルに合わせておく）
・すだちの搾り汁……1個分
・出汁醤油……小さじ2

・豚バラ肉しゃぶしゃぶ用……70g（3㎝幅に切る）
・三つ葉……1束
・せり……1束
ごま油……小さじ1
・塩……少々
・いぶりがっこ（細切り）……6枚

＜METHOD＞

1. 炊きたてのご飯にAを回しかけ、サックリと混ぜ、器に盛る。

2. 鍋に湯を沸かし、三つ葉をさっと茹で水にとり、よく水けを絞ったら3㎝に切る。ボウルに入れ、ごま油小さじ1/2と塩少々で和える。せりも同様。

3. 2の鍋で豚肉を湯がき、Bに入れて和える。

4. 1に2と3、いぶりがっこをのせて、すだちの皮（分量外）を全体にすりおろす。

HIROKO's comment

ご飯と具をよくかき混ぜて食べる料理という「ビビンバ」の意味合いはそのままに、さっぱり和風寄りのレシピをご提案。ご飯は、すだちでまろやかな酸味の酢飯にして、具材もシンプルに。いぶりがっこで味にアクセントをつけました。

撮影／山田英博　取材／篠原亜由美 ※情報は2022年11月号掲載時のものです。

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