【イケメン落語家】瀧川鯉斗さん(39歳)「時計はロレックスと子供の時から決めていた」
令和初の真打(しんうち)に昇進し、182㎝の長身とイケメンっぷり、異色な経歴からあっというまに世間の注目を浴びた落語家・瀧川鯉斗さん。17歳で地元名古屋で暴走族の総長にのぼりつめ、総長を卒業後は俳優を目指して東京へ。当時新宿にあったイタリアンレストラン「赤レンガ」主催の落語会でのちの師匠、瀧川鯉昇さんと運命的な出会いを果たします。やんちゃ坊主から真打落語家へとなった令和のシンデレラ・ボーイ、瀧川さん。「将来は人間国宝になるんでしょ?」というお席亭の言葉に「まあ、なれれば」照れ笑いを浮かべる一幕も。そんな瀧川さんにとってなじみ深い場所、新宿末廣亭を舞台に、落語のことやこれからの展望、気になる恋愛や結婚まで、たっぷりと伺いました。
▶︎瀧川鯉斗さんインタビュー前編はこちら
女将さんを演じる時の役作りに、これまでの女性たちの影が。
役作りはしますね。女将さんを演じる時は、肩をちょっと落としてみたり、女性特有の雰囲気や色っぽさ、上品さみたいなものを、細かい所作からでも醸し出せるようにしています。映画以外に参考にしているものですか?まあ、これまでご縁があったお付き合いした女性たちですかね(笑)。十代の頃僕自身がやんちゃだったこともあり、同じくやんちゃな女性とお付き合いをしたこともありますが、実はやんちゃとは真逆の人がタイプ。物腰が柔らかくてマジメな、良家の子女のような(笑)。生きることそのものが、芸の内だと思っているので、そういった過去の出会いや出来事を思い出しながら演じています。他に女性の好みを挙げさせてもらえるなら、清潔感のある女性。指先まで行き届いて清潔な女性を見ると、「お、素敵だな」と思いますね。 落語は正座をして芸をしますが、体全体を使って表現をします。すみずみまで気を遣うので、つい目がいってしまうのかもしれません。なら僕自身はどうかと言うと、何もしていないですね(笑)。手はよく洗いますけど、ハンドクリームとかは使わないし、スキンケアも別段。体に良いとされるサプリメントとかも飲んでないですし。とはいえもう39才。目に見えてエイジングを感じることはないですが、前と比べて深酒したら翌日残るようになりました(涙)。二日酔いがツラいっていう、そのくらいかなぁ(笑)。
〈Plofile〉 愛知県名古屋市出身。 15歳から暴走族として過ごし、17歳で地元暴走族の総長となる。 2002年、役者になることを夢見て上京。 新宿の飲食店でアルバイトをしているときに現在の師匠瀧川鯉昇の落語独演会を見て感銘を受け、すぐに弟子入りを直訴。2019年5月、「令和初」の真打となる。テレビやファッション誌など、高座以外の場でも幅広く活動する人気落語家。
様々な経験を重ねた女性の優しさに触れると、グッときます。
僕は女性をお付き合いするうえで、年齢って気にしないですね。気が合えば関係ないと思っています。さまざまな人生経験を重ねている女性というのは、男より器が大きいですよ。人の情というか、気持ちをくめる大人な方々が多いと感じます。落語に出てくる女性たちもそうですが、物分かりがよくて母性的な優しさに触れると、そそられるというか、グッときますね!
理想は、子供に愛情を注ぎ合える夫婦ですね。
結婚はもちろんしたいです!子供もほしいなぁ。理想像としては、生まれた子供に愛情を注ぎ合える関係ですね。僕の両親がそうだったので。僕は中学の時全く先生の言う事を聞かなくて、悪さばっかりして部室で先生に殴られたことがあるんですが、それを偶然僕に弁当を持って来た母親に見られたことがあるんです。それを見て母親が「もっと殴ってください!」って(笑)。殴られても仕方ない子供だったとはいえ、なかなか言えない言葉ですよね。 僕は地元で有名なワルで、高校は初日に先輩とケンカをして結果1日で退学となっているんですが、家庭に問題があったということでは決してないんですよ。単純に、ツッパっていることに憧れていたんです。暴走族の先輩達はみんなカッコ良かったし、そういうドラマや映画も好きでしたから、自分もああなりたいって思っていました。散々両親には心配かけてきましたけど、やっぱり親って大事だなって思います。 子供は多ければ多いほど、にぎやかで楽しいでしょうね。男の子と女の子ひとりずつはほしいなぁ。自分の子供が「落語家になりたい」って言ったら、ですか?いやぁ、考え直させます(笑)。落語は伝統芸能だから、というわけではないですが、修行は厳しさありきの道ですし、実際なかなか続けられないです。そういう厳しさを、自分の子供には味わわせたくないですね。それでもどうしてもやりたいと言うなら、厳しい師匠に弟子入りしてほしいです(笑)。それまで生きていればウチの師匠(=瀧川鯉昇師匠)とか。僕には弟子入りさせないですねぇ。 子供には、進んで落語を聴かせたり寄席に連れて行ったりはしないと思います。子供には自由な感性で生きてほしいし、落語とは違う世界でやりたいことが見つかったなら、そこで頑張ってほしいと思います。
モテようとは思いません。ガツガツもせず、あくまで自然に。
コロナ禍になってしまったので、デートらしいデートはご無沙汰ですね。休日はひとりで自宅にいるか、趣味のサーフィンをするか。でも男なのでね、デートをしたい気持ちはしっかりとあります。でも理想のデートとかはないですね。理想のプロポーズ?ないない(笑)。そういうのはなりゆきだし、自然が一番だと思いますよ。無理したってボロが出るし、自分からガツガツも行かないですね。ご縁は巡り合わせだと思っていますから。
ファッションは元々大好きですが、中でもサングラスと時計にはこだわりが
休日は仲間とお酒を飲んだり、趣味のサーフィンに行ったりしています。お酒は大好きで何でも飲みますよ!ワインや焼酎、中でもキンミヤ焼酎が好きですね。でもひとりでは飲まないので、自宅にはお酒はありません。仲間と飲むだけです。あとは買い物ですかね。よくメガネ屋に行くんですが、店頭でディスプレイされていたハフマンス&ノイマイスターの金縁のサングラスにノックアウトされて即購入、今はこれがスタメンです。特にフォルムが気に入ってます。サングラスは好きで他に10本くらい持っています。 それから時計も好きで落語する時以外は大抵つけています。もうロレックスサブマリーナ一択。フィット感が絶妙で、つけていることを忘れるほどです。防水加工がされているので、サーフィンしている間も肌身離さずの相棒に。子供の頃から、時計を持つならロレックスと決めていました!落語の世界に入ってからも「頑張ったら買おう」とずっと思っていて、真打になって頑張ったので買っちゃいました(笑)。
やっぱり男は、女の人のことを見てる。これは絶対。
男って、なんだかんだ言って女の人のことを見てるんですよ。これは絶対です。ただ口下手だから「綺麗にだね」「綺麗になったね」なんて言えない。でもね、見てるんです(笑)。だから綺麗になる努力はぜひとも続けていただきたいなと思いますね。努力をしていれば綺麗なはずだから、自信を持って、男の視線を感じてみてほしいです。
▶瀧川鯉斗さんの写真をもっと見る
こちらの記事もおすすめ
令和初の真打に昇進し、その端正な美貌と異色過ぎる経歴から瞬く間に世間の注目を浴びた落語家の瀧川鯉斗さん。17才で地元名古屋の天白区で暴走族の総長にまで上り詰め、総長を卒業後は俳優を志し東京へ。当時新宿にあったイタリアンレストラン「赤レンガ」主催の落語会で高座に上がった後の師匠、瀧川鯉昇さんと運命的な出会いを果たし、やんちゃ坊主から真打落語家へとなった令和のシンデレラ・ボーイ、瀧川さん。今回はご自身にとって馴染み深い場所、新宿末廣亭を舞台に、落語のことや今後の展望、気になる恋愛観や結婚観までたっぷりと伺いました。
2023年2月10日 11:30
令和初の真打に昇進し、その端正な美貌と異色過ぎる経歴から瞬く間に世間の注目を浴びた落語家の瀧川鯉斗さん。17才で地元名古屋の天白区で暴走族の総長にまで上り詰め、総長を卒業後は俳優を志し東京へ。当時新宿にあったイタリアンレストラン「赤レンガ」主催の落語会で高座に上がった後の師匠、瀧川鯉昇さんと運命的な出会いを果たし、やんちゃ坊主から真打落語家へとなった令和のシンデレラ・ボーイ、瀧川さん。今回はご自身にとって馴染み深い場所、新宿末廣亭を舞台に、落語のことや今後の展望、気になる恋愛観や結婚観までたっぷりと伺いました。
2023年2月10日 11:30
女性の一生は女性ホルモンと深く関わっており、その乱高下と真正面から向き合う大きな時期が更年期。また、毎月の生理も影響を受けているのに実は女性ホルモンの仕組みやホルモンケアの方法についてはよくわかっていないことも。今回は検診以外で婦人科に来たことのない更年期世代の美魔女2人が、女性特有の病気やホルモンケアに詳しい恵比寿みかレディースクリニック院長・田中美香先生を訪ねました。
2023年1月24日 12:00
撮影/平井敬治 ヘアメーク/川村友子 編集/長谷川千尋 取材/キッカワ皆樹