がんや生活習慣病などの血液検査が、病院ではなく街中の施設で気軽に受けられるようになりました。日本初、銀座に誕生した「銀座血液検査ラボ」では、自己採血専用キットで指先にちょんと細い針を刺し、目薬１滴分を採血するだけで、体への負担も最小限に抑えつつ病院の健康診断と変わらない精度の血液検査が受けられます。
所要時間も初回は15分程度、２度目以降ならトータル５分とかなり手軽。結果は毎回スマホのアプリで管理できるので、なくす心配もありません。推奨されるのは年４回の検査。年に１回の人間ドックはもちろん、好アクセスで簡単に受けられるこまめな検査で細かな数値の変化を見逃さず、病気になる前に対処するのがこれからの医療になりそう。

取材・文／有馬美穂　編集／引田沙羅

＊VERY2019年2月号「行かなきゃ…でも腰が重い健康診断は、いまこんなに進化中！　自分の体をちゃんと知るためのTOPICS8」より。
＊掲載中の情報は、誌面掲載時のものです。