まろやかな甘さが素材の味を引き立てる 新潟の酒蔵がつくった「麹のしょうゆ」
子どもが同じ幼稚園に通っていたことから仲良くなった渡辺さん、鈴木さん、山口さん。世田谷エリアは食への意識が高いママが多く、子育ての話の次にいちばん盛り上がるのがグルメネタです。体に良くて美味しいものを常に探している3人は、新潟県出身の友達から帰省土産にもらったことがきっかけで、麹調味料にハマっています。
まろやかでほんのりした甘みが素材の味を引き立てる
「お土産にいただいたことで麹のおいしさに目覚め、麹調味料をいろいろ試したのですが、いちばん気に入ったのが『麹のしょうゆ』。しょうゆに米麹が入っているだけなのに、甘酒のようにまろやかでほんのりした甘みに。普通にしょうゆとして、お刺身や冷ややっこにかけるだけで素材の味をすごく引き立ててくれるので手放せません。何でもない卵かけご飯がごちそうに感じるくらいおいしくなるんです」(渡辺さん)
おすすめアレンジ①漬けマグロ丼
鈴木さんのおすすめは、漬けマグロの漬け汁として使うこと。通常の漬けだれは、みりんとお酒を火にかけてアルコールを飛ばして……と手間がかかりますが、「麹のしょうゆ」ならそのまま刺身を漬け込むだけ。
1時間ほど漬ければ、マグロに甘みとまろやかさが加わって、ご飯が進む漬け丼に。
「これ1本で味が決まるから手軽ですよね。刺身が余ったときやマグロの特売日にも(笑)、思い立ったらすぐ漬けることができます。あまり長時間漬け込むとしょうゆの色が濃くなってしまうので、1~2時間が目安です」(鈴木さん)
家族全員がこのしょうゆを愛してやまないという鈴木さんは、店舗まで足を運んで何度もリピ買いしています。
おすすめアレンジ②即席ドレッシング
まろやかな甘みは野菜とも好相性で、ごま油を混ぜるだけで即席ドレッシングになります。
「野菜の甘みが増すので、サラダがたっぷり食べられます。しょうゆのまろやかさを生かすため、お酢やレモン汁は加えず油と合わせるだけで十分なドレッシングに。油はオリーブオイルやサラダ油など好きなものでいいと思います。お豆や豆腐のサラダ、カルパッチョなどにかけるのがおすすめです」(山口さん)
米どころ、新潟県魚沼地方の酒蔵仕込みの米麹を使ったしょうゆ。「普段のかけしょうゆをこれに変えるだけで、毎日の食卓が変わる」と3人が絶賛する味は、試してみる価値ありです!
麹のしょうゆ ¥550(税抜き)/千年こうじや
【お問い合わせ先】
千年こうじや https://shop.sennen-koujiya.jp/
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撮影/山下忠之 取材・文/富田夏子