電鍋レシピ本「大同電鍋でつくる美味しい家庭料理」発売決定! 大同電鍋の「基本のき」を徹底リサーチ
台湾からやってきた「大同電鍋」を使ったレシピ本が発売! 大同電鍋でできること&角煮のレシピを公開!
台湾では一家に一台はあるという大同電鍋。蒸す、煮る、炊飯ができる定番の調理家電です。そんな大同電鍋を使ったレシピを紹介する「大同電鍋でつくる美味しい家庭料理」が5月20日に発売! 日本の家庭料理から、定番の洋風料理、アジアン料理のレシピ掲載されています。
今回は、大同電鍋でできることやピッタリのレシピを料理家の上島亜紀さんに教えてもらいました。
大同電鍋でできるのは、「蒸す」「煮る」「炊飯」そして「同時調理」
付属の蒸し皿やせいろを使うことで簡単に「蒸し料理」が楽しめます。野菜や肉も蒸すと栄養素が逃げにくく、柔らかく仕上がります。
また火加減の調整が大変な「煮込み料理」も得意。ほったらかしにしていても吹きこぼれたり焦げたりする心配はありません。また低温から加熱するので短時間で味が浸透します。
本格的なおかゆやふっくらご飯も「炊ける」のが電鍋。炊き込みご飯も具材を入れてスイッチを押すだけで簡単につくれます。
そしてこれらの料理をせいろなどを使って同時につくれるのも魅力のひとつ。一度に2~3品をつくれます。
「外釜に入れる水の量さえ間違わなければ、なんでも簡単につくれるのが電鍋。保温スイッチもついているので、スイッチを押して出かけたら帰宅したら温かい料理を楽しむことも可能です。料理も、肉じゃがやサバの味噌煮といった和食から、ハンバーグやロールキャベツなどの洋食、焼売や蒸し鶏などの中華、ポトフや豚汁などの汁物……など幅広くつくれます。お手入れも簡単なので、毎日の調理に活用できます」(上島さん)
直火でなく「蒸気」で加熱するから、ほったらかしでOK
外釜に水を入れてスイッチを押すだけで簡単に調理ができる大同電鍋。食材を入れたら火が通るまでは基本ほったらかしでOKです。
「食材をひっくり返したり、混ぜたりしないため食材の煮崩れが少ないのが特徴。肉じゃがなども、じゃがいもの形そのままで中までしっかりと火が通ります。また、直火ではないため適量の水を入れたら焦がす心配もありません。焦がしやすい煮物をつくるのにもピッタリです」(上島さん)
電子レンジと違い食材の縮みが少ない
蒸気で調理するため、食材本来の水分はなくならず、ふっくらと仕上がるのが特徴。脂分も程よく残っています。
「タンパク質系の食材の縮みが少ないですね。煮魚やハンバーグなどの肉類もふっくらと仕上がります。また、低温からじわじわと加熱するため、食材への味の浸透もよく、短時間で長時間煮込んだような仕上がりなるのも魅力のひとつ。うま味や栄養素も溶けにくく、食材本来の味を楽しめます」(上島さん)
途中で開けられるので後入れも可能
圧力鍋や炊飯器と違って、加熱中も気軽に蓋を開けられます。そのため、食材の特性に合わせて、タイミングを見計らって後入れをすることができます。
「固まりやすいひき肉や豚汁などの薄切り肉は、煮汁などが煮立ってから入れることがオススメ。後入れできることでより料理の幅が広がります」(上島さん)
短時間で味がしみた「角煮」をつくる
「手間と時間がかかる角煮も、大同電鍋だと簡単に。塊肉にもしっかり火が通り、つけあわせの煮卵も中までしっかりと味がしみます」(上島さん)
材料(4人分)
豚バラ肉(脂の少ないところ)…500g
長ねぎ…1本
しょうが…1片
ゆで卵…3個
A
しょうゆ…大さじ3
砂糖…大さじ2
酒…50㎖
みりん…大さじ3
和風だし…100㎖
つくり方
【1】豚肉は2cm幅に、長ねぎは8等分に、しょうがは薄く切る。
【2】内釜に長ねぎを敷き、豚肉と卵、しょうがを入れてAを回しかけ、落し蓋をする。
【3】外釜に1カップの水を入れて加熱。
【4】スイッチが切れたら、外釜に1カップの水を追加して加熱。竹串で豚肉を刺し、火の通りを確認して加熱時間を調節する。
※1カップは180㎖です。
驚くほど味がしみた角煮が完成。このほかにも大同電鍋を使った魅力いっぱいのレシピが掲載されている「大同電鍋でつくる美味しい家庭料理」をチェックしてください。
「大同電鍋でつくる美味しい家庭料理」
5月20日発売(月) ¥1,200
大同電鍋を使ったレシピを紹介。今回紹介した家庭料理以外にも、和風、洋風、中華、スイーツまで今すぐ使えるレシピばかりです。また、電鍋のしくみや気になる台湾調味料なども掲載され、大同電鍋初心者にピッタリの充実した内容になっています。これを機に、大同電鍋デビューをしてみませんか?
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撮影/伊東武志 フードスタイリング/上島亜紀 取材・構成/玉置晴子