3月29日にアップした記事で、多肉植物・アエオニウムを取り上げましたが、そのプランターのそばで青紫色の花が咲きました。（ちなみに、アエオニウムの株もまだ元気です）

北アメリカ原産のギリアという花です。

葉はカモミールにそっくりなのですが、なぜだかしら、カモミールはキク科で、ギリアはハナシノブ科。茎の部分を触ると指がベタつき、酸味と苦みの混ざったような香りがします。除虫菊もこういう匂いなのかしら？

というのも、このギリアには害虫がほとんどつきません。寒さにも強いので、とても育てやすいんです。

小さな花が密集して、ひとつの大きなボール状の花を咲かせます。

切り花にして、トイレに生けてみました。

ベランダのプランターに種を蒔いたのが、昨年の10月。冬は何も対策をせずに野ざらしにしていました。現在も続々と蕾が出てきているので、5月中旬ぐらいまではギリアの花を楽しむことができそうです。

取材・文・撮影／川原田朝雄