今からできるイマドキ収入up術【横川楓が語るbis世代のお金Vol.5】

上の世代の人たちは貯金や投資をするほど余裕がありましたが、私たちミレニアル世代はそもそも元手になるお金もないのが現実…。しかし、スマホ、ネットを使いこなす若い世代に合ったお金の増やし方があるみたい。ミレニアル世代のお金の専門家・横川さんに、今からできる収入up術を教えてもらいました。

流行りの決済サービスで支払えばお小遣いになる

――これまでのお話で出て行くお金の注意点はわかったのですが、入ってくるお金が増えないことには…

横川「私たちミレニアル世代やそれよりもっと下の世代は、スマホネイティブ、デジタルネイティブの世代です。最近ではキャッシュレス化が進み、スマホ1つあれば買い物ができるような時代になってきています。そんな中で、新しいサービスを取り入れていくのが大事。たとえば、コンビニでpaypayやLINE payなどの決済サービスを使うこと!普通のクレジットカードよりもポイント還元が高いキャンペーンをやっていたり、現金ではもらえないキャッシュバックをもらえたり…。使わないのはもったいないです。」

スキルや趣味が副業になる?

――手持ちのお金をちょっとずつでも増やすための方法ってありますか?

横川「身近なので言えば、すでにやっている人も多いかと思いますが、フリマアプリで家に眠っている不用品を売るのがやっぱり手軽ですよ。」

――フリマアプリでもう売り尽くしちゃった…という人に向けて、他の方法はありますか?

横川「副業歓迎の時代なので、本業の仕事以外で自身のスキルを売ってお金を稼ぐチャンスもあります。特定のスキルがあればクラウドソーシング(※)サービスを活用してスキマ時間にできる仕事を見つけられることも。ほかにはアフィリエイト(※)で稼いだり、SNSで好きなものの発信を続けることも、誰かの目に留まり何かの仕事につながる可能性もあります。好きなことや得意なことでお金を稼ぎやすい時代になってきているんですよね。」

※クラウドソーシング…インターネット上で企業が不特定多数の人々に業務を発注(アウトソーシング)する仕組み。
※アフィリエイト…自分のブログやSNSに、企業の広告を掲載し、そこから成果が出れば報酬が還元されるもの。

 

<インタビュー協力>
横川楓(よこかわかえで)
明治大学法学部卒。同大学院へ進学し、24歳で経営学修士(MBA)を取得。ファイナンシャルプランナー(AFP)や、マネーマネジメント検定等の資格を保有。
ミレニアル世代唯一の経済評論家として、「お金のことを誰よりも等身大の目線でわかりやすく」をモットーに活動中。
在学中には地下アイドルの経験があり、ライブ活動を行うなど異色の経歴を持つ。
一方で、アイドルと漫画が好きな普通の20代女子。最近は某探偵漫画のトリプルフェイスにはまり中。
2019年2月には『#ミレニアル世代のお金のリアル』(フォレスト出版)を出版。

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